エイリアン・プラネット The Other side / Ferocious Planet

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監督:ビリー・オブライエン
出演:ジョー・フラニガン、ジョン・リス=デイヴィス、キャサリン・ウォーカー、ダグマー・ドーリング
時間:88分
公開:2011年
ジャンル:
SFアクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年04月15日 | 見た回数: 1回

こちとらあれを期待しているわけですよ。「ジュラシック・プラネット 恐竜の惑星」の喜劇と感動を。
で、タイトルもででーんと「エイリアン・プラネット」ときたもんです。そりゃ期待しちゃうってもんでしょ。もうちょっと原題を押さえてたら良かったのかもしれませんが、ほれ、なんでしょ。恋は盲目と申しますし。

でも、実際には期待を裏切る出来。つまり・・・そんなに悪くない。普通の作品でした。そりゃ、モノがモノだけに破綻してる所(以下ネタバレにて)も多々あるわけですが、なんとも肩すかしな作品。

エイリアンの形状も、確かにCG臭さ満点ではあるもののそれなりに良い形状だし、破壊力もある。緊張感もありましたしねぇ。そんなに悪くはない。と言う事は、ダメってことです。ハイ。「イマイチ」です。
思い切り残念をつけたかったのになぁ。いや、残念だったらありゃしない。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

さてさて本作。予想通りにしょぼいオープニングから・・・と思いきや、意外に安っぽさを感じさせない作り。何でも平行世界を映し出す機械が暴走してそっちの世界に飛ばされちゃった・・・だそうな。

目覚めると、それこそ「エイリアン」で出てきたちっちゃいのが走ってる。一人殺害。でも、殺害シーンはつくるのが難しかったんでしょう。既に殺害済みです。逃げるエイリアンに追う軍人(主人公)。ネズミ退治するかのようにあっさりやっつけちゃう。緊迫感はない。やるねぇ元軍人。

で、その頃他の人たちも目覚めて「ここどこだ?」になるわけですが、これまたあっさりと科学者が説明してくれるわけですね。うーん。頭がいいったらありゃしない。平行世界だから空気とかその他も全く問題無し(ほんとかな?)。とにかく回りの風景やらが変わっているだけである。

しかし、頭が悪い代表なんでしょうか?議員さんはこのわかりやすい説明を全然理解してなくて、帰るから。と部屋を出て行く。まぁ死ぬでしょう。と思っていたら予想通りです。ズババーンと上半身と下半身をまっぷたつにされてしまう。
なかなかの切れ味で気持ちがよろしい。どうもすごいカッターを持った速く動くなんかがいるようです。先ほどのエイリアンとは別物ですな。

ビビって室内に戻って対策を練るメンバーたち。
「冒険しよう。」とか言う無謀な奴もいたりするのだ。困ったものである。とりあえず二手に分かれて機械修理組と冒険組に別れる事になったものの、巨大エイリアンに遭遇。多分ちっちゃいエイリアンが成長するとあれになるんでしょう。もう必死です。無尽蔵のテレビゲームのような拳銃を乱射しまくる。弾切れの心配はないのだ。でも、効果がない。尻尾を巻いて逃げて帰ってきました
が、どうも修理組もうまくいかなくって、「水がいるのよ。水が。」との事。カッパのようである。

そして、水探しの旅にでる一行。途中、遠くに見えた建物らしき影に色めき立つメンバー。特に大統領補佐官的な女性の方が大はしゃぎ。回りの事など気にせず、いくべきよ。いくわよ。ワタシだけでもいくわ!と、和を乱し、再び2組に分離。さらには、タイムリミットなので帰る。と言う時間になっても、お達者でー。あたし、あそこに行って未知の知的生物(いるかわからん)とあってくるー。と、単独行動に。

一方の水探索隊は見つけたけど、巨大エイリアンが水を飲んでいるので・・・と待っているご様子。この辺りよくわからないんですが、栄養分は水だけ?で、あんなに大っきくなったのか?ぱっと見ほかの動物は皆無なのだ。

さらには怪物の卵も発見。大量に生んでいる。この辺は「エイリアン」さながらですが、一匹で大量に。しかも大小取り混ぜた卵をお産みになる。タイミング的にはドラマチックでちょうどいいとはいえ、あのペースであの量の卵が孵化してたら、うじゃうじゃいるはず。でも映画にでてきたのは2匹(大小各1匹)のみ。共食いとかするのかしら?
また、卵のサイズがとりどりってことはいろんなタイプを一人で生むってことですよね。うーむ。よくわからない。

ちなみに、卵に対する保護精神は旺盛なエイリアン。ちょっと他のが手を出したらムキーーー!。遠くに離れていても知らない生物(その存在すら怪しそうだが)が卵にふれようものなら大慌てで戻ってくるのだ。なんかあったってなんでわかるんだろう?雨とか振ってきても大慌てで戻ってくんのかな?

さて、なんやかんやでエイリアンに殺されまくる生存者たち。残り3人。うち一人(さっきの浮かれた女性)は、あたしもう帰らな喰ってもいい。未知の知的生物よ。あうのよ。交渉よ!と、単独行動をとるも、たどり着いた先は・・・なんか呆然としているのだ。なんか違ったみたい。知的生物なんかいなかったみたい。

残り二人はというと、残虐にエイリアンの卵をえさにおびき寄せ谷底に突き落とすと言う大胆作戦。よくよく考えると、そのエイリアンの方が被害者ではないかと感じられてきた。何しろ

1.急に建物ごとテリトリー内に侵入される
2.子ども(ちっちゃいエイリアン)殺害される
3.雑魚キャラを殺害するも拳銃で撃ちまくられる
4.水のみ休憩を邪魔される
5.巣を暴かれる
6.卵泥棒に会う
7.卵割られる
8.卵泥棒を追いかけたあげく谷底に落とされる

かわいそうに・・・。

さて、被害者の会の活動が行われたかどうかは定かではありませんが、単独行動をとっていた女の子藻岩に足をつぶされ、歩行困難にあったあげく、目的のものは見つからないで呆然としていたら、さっき谷底に落ちたエイリアンが現れてグシャ・・・

一方、主人公の軍人と博士の方はと言うと、なんとか現実社会に戻ってきた二人の目の前には・・・で終わる。目の前にはなんだね??なんちゅう気になる、で、投げっぱなしジャーマンのような幕切れ。もうちょっとほれ、「猿の惑星」のあのエンディングのような、帰ってきた社会はこうなってた。見たいな答え合わせがほしいじゃないですか。

優しくないなぁ。

隠しテキストはここまでです。

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