さて「この役者陣だったらまず間違いないでしょう」という映画があります。ベッド・ミドラー、ダイアン・キートン、ゴールディ・ホーンの「ファースト・ワイフ・クラブ」なんてそうですよね。

で、本作。なんかね、ジャケットは「RED」のパクりなんですよ。一瞬、アサイラム製？ とかおもっちゃう。でも、

• ＜変な顔と言えば彼かブシェーミ＞のウィリアム・H・メイシー
• ＜老人役をやって50年。「スペース・カウボーイ」に呼ばれなかったのは何かの間違い＞のモーガン・フリーマン
• ＜僕は見た覚えがないけど、きっと宇宙人役もノーメイクでできちゃう＞クリストファー・ウォーケン

どんな脚本でも視聴に耐えそうですよね。で、だいたい耐えます。

DVDの帯に「3人合わせて200歳越えの強盗団が大活躍」みたいなことが書いてあるんで、「死に花」みたいな話かと思ってたんですが、もっとずっとコメディで、けっこう楽しく笑わせてもらいました。奥さんは、嘘に嘘を重ねていく感じは「THE 有頂天ホテル」を思い出してみてる間つらいといってたけど、まあ、大丈夫。コメディだったらみんな回収してくれますよ。本作もしっかり嘘を回収して、きもちよくハピーエンドです。

ほとんどラストの海岸のシーン、よかったなー。