ユニバーサル・ソルジャー : リジェネレーション Universal Soldier: Regeneration

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監督:ジョン・ハイアムズ
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー
時間:96分
公開:2010年
ジャンル:
SFアクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年02月15日 | 見た回数: 1回

今作は結構見せてくれますね。格闘シーンのスピードやらなんやらは前作とえらい違いです。元々動ける人が多いってのもあるんでしょうが、格闘シーンはとってもスピーディで見応え充分。
前作「ユニバーサル・ソルジャー」はなんというかパワー全開だった(主にドルフ・ラングレンがね)んですが今回はスピード感も増してる気がする。格闘技術もあがっているように見受けられる。これも全て舞台がコンバットサンボやらシステマやらの格闘技大国、ロシアならではってとこでしょうかね。
そういったアクションシーンの出来、話の盛り上がりなど十分満足度は高い。

ドルフ・ラングレンとヴァンダムが出てきたことはとっても嬉しいしね。ヴァンダムは歳はとっても妙に無敵だし、ドルフ・ラングレンが出てきた時なんて「ターミネーター4」でシュワちゃんが出てきた時と同じ気持ちの盛り上がりを感じたもんです。さらに新キャラで強敵も現れるおまけ付き。

ただ、なんでユニバーサル・ソルジャー?ユニソル(って言うらしい。本編でも出てきた)である必然性はあんまりない。単にスーパーマンがほしかっただけかね?

1作目「ユニバーサル・ソルジャー」に関しては、過去の記憶が戻ってきて、それぞれ苦悩したり壊れちゃったりする。って言う微妙なラインが残っていて、それがB級映画ながら話に深みを与え、印象深い一本になってると思うんですが(いや、日曜洋画劇場とかでいっぱい流してたからだけかも)、今作は単なるアクション映画にすぎないんだな。

ストーリー的にも説明不足でつながりがわかりにくい(なんで旧米軍のヴァンダムがロシアのテロ対策で呼ばれるのか?2作目にヒントがあったりするのか??とかね)し、上記の通り、つまるところ単なるアクション作品にすぎない。作品としてはダメなのかも知れないんで、評価としてはこんなもんでしょうかね。

※でも、楽しかったですよ。ザ・ハリウッドなアクション映画って感じで。

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