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SP 野望篇
画像表示切り替え監督: | 波多野貴文 |
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出演: | 岡田准一、堤真一、真木よう子、香川照之 |
時間: | 98分 |
公開: | 2010年 |
ジャンル: アクション、サスペンス、テレビドラマ映画化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2015年02月18日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年01月03日 | 見た回数: 1回
この正月は正月らしく、連続テレビドラマを見た訳です。
奥さんが「岡田くんを見ると照れちゃうの」とかいうので、まあ、じゃあ照れてもらおうじゃないのと、SPを視聴。で、そもそもは本作の映画版の宣伝をみたのが発端だったので、ちゃんと映画まで追っかけたのですが、なるほど。本作、映画までみないと何も完結をしないドラマなんですね。別段悪いこととは思いませんが、最近はそういうのもありなんでしょか。
テレビドラマ版は、やっぱりちょっとだらだらするなあとおもうものの、数話完結構成だったので、ちょっと映画をみているのに近い感覚で、あんまり苦痛ではありませんでした。
が、ちょっと思ってた話と違ってました。
こんなに超能力じみた話だと思っておらず、その点はよくも悪くもコメントしづらいですね。もちろんイカニモ超能力というわけでなく、いちおうの説明があるのですが。
ただ、要人をテロするのに最適な人材はSPだ、というのは当たり前といえば当たり前ですが、面白い着想ですね。
ん、悪くはない。ドラマ版はひと通り見てそれなりに楽しませてもらったものの、続編が映画で見てないということが多々ある日本のドラマ映画連携政策。
おかげであえて劇場まで見に行かない作品に関しては中途半端な状態で放織り出されてるわけですよ。
そんな作品の一つがこれで、エイヤと2作続けてみてみようかね。と思い立った今回。さすがに厳しい。「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の時にも若干感じた、あのドラマ見てた時の熱意が失われた状態で、あえて劇場版で締めくくる。というのは、ある意味終わり悪ければ・・・の典型になりかねないんじゃないだろうか?
とはいえ、見てるうちに作品の雰囲気も何をしているか、何が起ころうとしているのか・・・などなども思い出してこれるんで、あとは照れちゃう岡田君の勇姿にうっとりしときゃいいはず。
今作はしかも、次作「SP 革命篇」の下準備なので、まずは思い出すことと、伏線はりに終始した感じの一本だったので、部分部分では、おぉ、素敵。楽しい。というところはあったものの全体的な満足感はちょっと薄いかな。
最後は前・後編という作品も増えてきてるんですが、その場合どうしても「前」編は評価は下がっちゃうのはしょうがないんだろうなぁ。