今日も僕は殺される THE DEATHS OF IAN STONE

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監督:ダリオ・ピアナ
出演:マイク・ヴォーゲル、クリスティーナ・コール、ジェイミー・マーレイ
時間:87分
公開:2007年
キャッチコピー:
──“死”──それは始まりのサインだった…。
未曾有のエンドレス・デス・サスペンスが観る者の脳内を刺激する!!
ジャンル:
ホラー

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年05月23日 | 見た回数: 1回

恋愛至上主義という言葉がある。

恋愛の渦中にある人が、その異様な充実感に病み付きになってしまった結果、恋愛状態以外は、いわばかりそめの人生であるかのように感じてしまうのだろう。まあ、わからんではない。

映画でも恋愛というのは、きわめて頻繁に主題として扱われる。非恋愛至上主義的な立場に立てば、常軌を逸した状態である恋愛状態というのは、いろいろとおもしろいコトがおこる場面だからだろう。そこには喜劇の要素も悲劇の要素もふんだんにある。

ちゅうわけで、おおかた<異性への恋愛感情>は、登場人物についての非常に強いモチベーションになる。「シティ・オブ・エンジェル」とか。

本作品はなんちゅうか、そういう映画。

予告編が面白かったので、つい見てしまったのだけど、コレ、タネを知ってみちゃうと、なーんだそういうハナシか。といって終わっちゃうと思うので、コメントしにくい。

振り返ってみると、さほどのドンデン返しがある訳でもなく、さほどの意外な展開がある訳でもなく、Amazonの評価にもそれが現れている。

たしかに一言でいってしまうと

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

で、整理がつく。あれも、見方によっては、恋愛至上主義の作品だし。

でも、なにかと予備知識なしでみたところ、けっこう夫婦で楽しんだと思うのです。ので、それなり好評価で :-)