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でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年03月22日 | 見た回数: 1回
丞二の手引きがなかったら見られなかっただろう一本。 公開当時のチラシが好きだった。水彩画のような色鮮やかな光のグラデーション。何種類か版があって、チラシごとに色の混ざり具合が違う。嬉しくて何種類か持ってたなあ。 でも本編は2度ほどトライして2度とも沈没。いつもあまり乗り気になれずに最後まで見たことはなかった。
焦ってしなくていいことをする、不安になって言うべきことを隠す、結果どんどん自分を追いつめる…、でべの苦手な「痛い」展開。見てるとハラハラして苦しくて「うえー」となってしまう。選択を間違え続けて、あれよあれよという間に目的地とは違う方向に向かってる。そのうえ今回は情緒不安でキレたら暴れる性格というおまけつき。もう見ていられない。
ただ最後まで見てみれば、不思議とさっぱりした映画なのでした。
不自由なこころの中で右往左往して煮詰まって、暴れてガス抜きするしかなかったか弱くて幼い小さな何かが、素敵な女の子と出会って、くっきりと方向づいて、不自由なこころが彼の力になっていく。方向が定まる瞬間はアダム・サンドラーらしからぬ毅然たる態度で、はっとしました。と思ったらすぐ終わり。ラストは非常に潔く、悪い気分にはならなくて、途中まで「うえー」で不安になっていたわたしにはその淡白さが逆にさっぱりと気持ちよく。
それでも丞二と見なければこんな評価はできないと思う。人を選びます。
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丞二の手引きがなかったら見られなかっただろう一本。
公開当時のチラシが好きだった。水彩画のような色鮮やかな光のグラデーション。何種類か版があって、チラシごとに色の混ざり具合が違う。嬉しくて何種類か持ってたなあ。
でも本編は2度ほどトライして2度とも沈没。いつもあまり乗り気になれずに最後まで見たことはなかった。
焦ってしなくていいことをする、不安になって言うべきことを隠す、結果どんどん自分を追いつめる…、でべの苦手な「痛い」展開。見てるとハラハラして苦しくて「うえー」となってしまう。選択を間違え続けて、あれよあれよという間に目的地とは違う方向に向かってる。そのうえ今回は情緒不安でキレたら暴れる性格というおまけつき。もう見ていられない。
ただ最後まで見てみれば、不思議とさっぱりした映画なのでした。
不自由なこころの中で右往左往して煮詰まって、暴れてガス抜きするしかなかったか弱くて幼い小さな何かが、素敵な女の子と出会って、くっきりと方向づいて、不自由なこころが彼の力になっていく。方向が定まる瞬間はアダム・サンドラーらしからぬ毅然たる態度で、はっとしました。と思ったらすぐ終わり。ラストは非常に潔く、悪い気分にはならなくて、途中まで「うえー」で不安になっていたわたしにはその淡白さが逆にさっぱりと気持ちよく。
それでも丞二と見なければこんな評価はできないと思う。人を選びます。