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CUBE ZERO CUBE ZERO
画像表示切り替え監督: | アーニー・バーバラッシュ |
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出演: | ザカリー・ベネット、ステファニー・ムーア、デヴィッド・ヒューバンド、マイケル・ライリー |
時間: | 97分 |
公開: | 2004年 |
キャッチコピー: もう逃げられない! 殺戮の立方体 | |
ジャンル: ホラー、SF、ソリッドシチュエーションスリラー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2011年10月22日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2011年02月02日 | 見た回数: 1回
いやあ、映画って誰かが一所懸命作ってるもんじゃないですか? おわったあとずらーって並ぶスタッフロールは「これだけの人でもって一緒に作ってるんだよ」ってこともわからせてくれるじゃないですか。
だからあんまりあしざまにののしるのは、ちょっと趣味がいいとは言えないかも知れませんが、この映画部の五段階評価が、あくまで主語を映画でなく、コメンテイターにおいていると前置きした上でですが.....
んー、つまんねーですよ。
なんじゃこりゃ。
なーにが当局だよ、なにーがゼロだよ。
いちおう「キューブ2」も借りてあるんだけど、あれはもうずっと前に一回見てるから、つまんないことを知ってるんですよね...ちぇ。
「キューブ」の緊迫感はあの狭いボックス内ごとに趣向が凝らしてあって、入るのをためらったり、調べたりってとこから来てる大事な要素だったと思うんですが、電源が切れて、フリーパスて・・・。それじゃ、区切りはあるものの、単なる迷路脱出ゲームではないか。
何やらわからないキューブという物体に対する恐怖感がなくって、操ってる人がいかに襲うか。中の人はいかにそれから逃れるか。これではあまりにありきたり。
出てくる悪役もジグソウほどのキャラは立ってないし全体的にしょぼい。妙にハイテクになってみたりするところもマイナスだし、極めつけは、何だあのロボット兵士。
まー、「キューブ」の出来が良かったからといって、それを期待するのこちらの都合かもしれません。が、密かに期待してた(柴田さんはけちょんけちょんでしたが)作品だったので、残念倍増。
例えば「パイレーツ・オブ・アトランティス」だったり「紀元前一億年」だったりというネタ的な映画なら許されるし、そういった作品群に紛れてしまえば別段悪くはないと思うんです。が、やっぱ正当な続編(前日譚)というからには本家の事をよく見て作って欲しいなぁ。
雰囲気こそ、一本目に近い(時代的にもね)ものをもってるんですが、内容的にはあのイマイチな「キューブ2」のほうがましに感じられました。