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ザスーラ Zathura: A Space Adventure
画像表示切り替え監督: | ジョン・ファブロー |
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出演: | ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、ダックス・シェパード、クリステン・スチュワート、フランク・オズ |
時間: | 101分 |
公開: | 2005年 |
ジャンル: ファンタジー、宇宙 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年04月09日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年09月22日 | 見た回数: 3回
原作者が同じなのでしょうがないのですが、よく「ジュマンジ」と並び称されて、そしてほとんどの場合、「ジュマンジのほうがよかった」と引き合いに出されるだけの本作ですが、ぼくはこっちの方が好き。
「ジュマンジ」にでてくるようなロビン・ウィリアムズにやや食傷気味なのと、これ見よがしのCGも乗り切れず、みんなが「おもしろかったー」というほどに、のりきれなかったのにたいして、本作は、模型感あふれて、そして舞台は宇宙!
ややノスタルジックな宇宙観……というより、でたらめな世界なので、宇宙で燃えた椅子まで飛んじゃいますが、でも、ぼくの軸足はこっちなんだなーと再確認しました。
それに僕、このさすらいの宇宙飛行士のエピソードがずいぶんと好きなのです。「流れ星に願いを」のシーンでは、いつもちょっと胸に迫るものがあります。
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そうそう、例によって娘とみたのですが、娘がゾーガン星人(トカゲ宇宙人)を恐れて、ぎゃーぎゃーにげまわるのも微笑ましかったことを付記しておきます。
吹き替え版を視聴。普通に面白かったんですが、あれ?こんな最後やったっけ?
ちょっと記憶の彼方に飛んでいってしまってました。でも、ここだけは覚えてた。最後自転車が落ちてくるシーン。
さてさて、「ジュマンジ」知らない人には、これが1作目。とも通用するような良い出来だと思いますが、うーん。どうだろうか?個人的にはやっぱり「ジュマンジ」のほうが好きかな。
いかんせん基本家の中だけ(まぁ、それも箱庭感があって、田舎のばあちゃんちみたいに探検してる感じもあったりして素敵なんですがね)ってのがねー。どうせならどっかの惑星に立ち寄ってみたり・・・位のよりスケールの大きな箇所を求めちゃうんですな。
いや、作品自体はたしかに「ジュマンジ」より遥かに出来のいいCGだったりするし、SF要素も悪くはない。家はぼろぼろに吹っ飛ぶし派手ではあるんですが、どうもその壮大なスケール感の中で若干こじんまりしてしまってるというかなんと言うか・・・。
あちらは少なくとも規模がもうちょっと大きな印象で、町に飛び出したりするのがなおよろしい。ヒャー、他の世界にまで・・・と、自分たちのテリトリー以上に広がってく奇想天外に心躍っちゃうわけです。・・・おっと、柴田さんが書いてるのと真逆な事書いてますな。
まぁ、比較するとやっぱりちょっと落ちるかなぁ。と、マイナス気味に書いてはいますが、全体的には満足なのです。もっかい「ジュマンジ」もみないと一概にはいえませんが、あちらの現時点の印象が「おすすめ」なので、一個だけ落としときますか。
あれも長い事見てないので、見た上で改めて比較すると評価かわる気もしますがね。