エラゴン 遺志を継ぐ者 ERAGON

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監督:シュテフェン・ファンマイアー
出演:エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シェンナ・ギロリー、ロバート・カーライル
時間:104分
公開:2006年
キャッチコピー:
少年はドラゴンに命を与え、ドラゴンは少年に未来を与えた
ジャンル:
アドベンチャーファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年06月02日 | 見た回数: 1回

公開当時の頃、滅多に映画館に行かない両親が、たまたま無料チケットがあるからなんか見よう、と、行ったらタイミング的にこれしかなくて、見たんだけどねー、つまんなかったねー。と自慢げに言ってたのを聞いていて、ぜひこれは見なければ!と密かに心に誓う若き日の残念映画愛好家。

今作の前に見た作品がこれまたひどい出来だったので、そちらに比べると遥かにしっかりした絵作り。たいがいCGキャラのドラゴンなんて浮いて合成感丸出しになると思うんですが、しっくりとけ込んで違和感なく(ま、通勤シアターで画面ちっちゃいけど)見れたしね。

が、まぁ、つまんないというのもわからんではない。なんというか、予定調和過ぎで、都合良すぎる話の展開。「ダンジョン&ドラゴン」(映画)を彷彿とさせます。また、なんというか展開早すぎ。時間内におさめないと・・・というのはわかるけど、あっという間に話が進んでしまって、ダイジェストを見ているかのよう。ウーム。それぞれの背景や成長の過程などもうちょい時間かけてとってもよかったんちゃう?

あと、イマイチ感を助長してた最大の要因は主人公のエラゴン。毒がない。キャラ的には「ルーク・スカイウォーカー」そのもの。しかも今作「ハン・ソロ」がいないんだわ。ジョン・マルコビッチだったりロバート・カーライルだったりと脇を固めてる役者さんはそれなりにちゃんとやってると思うんですが、なんかねー。主人公に関してはついつい「出来杉君みたいだなぁ」とか思ってしまうのですよ。

とはいえ、この手の作品、結構好きで本読んだりゲームしてし、あと、残念映画愛好家としては、もっとひどいのもいっぱい知ってるってのもあるんで、全然ひどい出来ではない。さすがに「いやー、たいしたもんだわい。」というような「ロード・オブ・ザ・リング」的な感動は残念ながらないですが、まぁ、多くある作品群のひとつってとこでしょうかね。

さて、エンディングで、「さぁ、これからだ」というような終わり方をしてるんですが、あまり取り上げられてる感じもないし、続編作られるのかなぁ?