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シャーロットのおくりもの CHARLOTTE'S WEB
画像表示切り替え監督: | ゲイリー・ウィニック |
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出演: | ダコタ・ファニング、ジュリア・ロバーツ、ドミニク・スコット・ケイ、スティーブ・ブシェミ、ロバート・レッドフォード |
時間: | 97分 |
公開: | 2006年 |
ジャンル: ファミリー、ファンタジー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年06月24日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年12月20日 | 見た回数: 1回
そうそうたる声優陣ですが、日本語吹き替え版で視聴。
いい子供向け映画はないかしら、宮沢賢治の『シグナルとシグナレス』とか、映画になってないのかしらと、調べもせず、有名な本だったら映画になっていると決め込んでビデオレンタルにいったものの、そんなものはなく、じゃあ、『シャーロットのおくりもの』をと借りてきたのですが、まあ、いい感じの子供向け映画じゃないですかね。
お話はいかにもな筋立てですが、絵は非常にきれいでした。ばらされて怒る人もないネタバレだと思うので書いちゃいますが、「自分たちが少しだけ特別な存在だと知った村人は、特別であると意識して、たとえばちょっと人に親切にしようとか、丁寧に仕事をしよう、というようになりました。」というロジックはなかなかいいなあ、と。
シャーロット=ぶたさんかねぇ?とか思ってた口です。はっはっは。違いましたねー。原題からある程度想像できそうなもんでしたが。
最初はダコタ・ファニングと子豚の心の通じ合い。彼女はいろんな動物とお話が出来るの。みたいな話(クモとしゃべってるとこは予告編で知ってたけど)だと思ってたんですが、どっちかというと人間は蚊帳の外。真っ向動物たちがしゃべり合ってやいのやいやってくれてたんで、意外に彼女の役どころが薄かったのはちょい驚きでしたね。
もとが児童文学なこともあって穏便に平和にハッピーエンド。アクロバチックな展開や刺激の強い事件が起こったりすることはないので、見るテンションによっては物足りなく感じたかもしれませんが、今回はなんとも肩の力を抜いて、絵本読んでる感じで見れました。
エンディングの歌もなかなかよくて、「あー、いいお話だったなぁ。満足満足。」と最後まで余韻に浸れましたし、こんなのも悪くないねぇ。