ヘンな邦題。

実話がもとになっているせいか、非常にもやっとしたはなし。面白い事実があったとしても、そのまま面白い映画になるわけではないのね。
もうすこし「映画」にしてくれたら良かったのに。

かっこいい職業ランキングなんかをつけてみると必ず上位に入ってくるジャーナリスト。テレビを見ているとうさんくさい人もいっぱいいるんですが、戦場ジャーナリストがピューリッツァー賞なんかを取った日にゃー、あぁ、「かっこいいとはこういうことさ。」という過去の偉大な賢人の言葉が聞こえてきそうです。
そんなテーマの最近よく聞くようになった「事実に基づく物語」だそうです。回顧録のように見せてくれるんですが、とにもかくにも、そこまで筒抜けで情報出してしまうのかい。という感じでしたね。大スポ（東京なら東スポかな？）でもそこまでずさんじゃないだろうと思ってしまったんですがまぁ、それも時代のなせる技でしょうか。
時代的なものもあって、黎明期のメールやらウェブ（テキストだけの大手IT企業公式サイトを作ったんですが、「なんか変だ。」レベルだし。今なら一発で違うってわかるよなー）が見れるんですが、あぁ、こんな感じだったんだなぁ。いい時代だった。