岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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監督:渡辺一貴
出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、木村文乃
時間:118分
公開:2023年
ジャンル:
サスペンスミステリーマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2024年08月07日 | 見た回数: 1回

悪くないじゃないか。だがね、だからといって全部肯定するわけではないのだよ。

というわけで原作読んでないんですが、ドラマ版は一通り追っかけてる中での今作。せっかくルーブル言ってるのにどっちかと言うと日本人ベースでの話が多かったのは少し残念ではあるんでうすけど、ま、原作がそうなのかもしれないしね。
どうしてもルーブル美術館なんてロケを観光するのにドラマ版費用では厳しかったかもしれないんですけど、劇場版!というか映画館で是非!という感じは残念ながら受けなかった。ルーブル美術館のアレヤコレヤだと、たとえば「ダ・ヴィンチ・コード」とかでよりすげー。って感じのする絵は見れるわけで、それに比べるとなんだろな。ちょっとテレビドラマ(スペシャルドラマでもいい)前としてる。よくあるけどね。ドラマの実写版にゃ。あと、ラストバトルあたりの幻覚に襲われて恐れる部分とか、結構なんかぱっとしなくてもうちょっとなんとかならんかったのかね?と思ったりもしたしさ。

ただ、これはいい意味でもあるんですけど、ドラマ版と変わらない良さもあって、やっぱり登場人物だったりドラマの絵だったり、見慣れて安心できるポイントはあるし、ストーリー的にも文句はない。
若干、ちと長いな。と感じたラストの時代劇部分や、若干なんかしょぼく感じるラストバトルあたりの人が恐怖で狂ってくとこのシーンなんかの問題点もあるんですけど、どことなく江戸川乱歩の世界な感じもする過去パートだとかの雰囲気や、終盤のスタンド・・・なのかな?例の黒い絵の攻撃の迫力自体はあるし追い込まれてる感じなどもあって結構引き込まれました。

まードラマ版と同じなんですよ。良く出来てる。話も悪くないし。ただ、よく出来てるじゃないか。って感じるのはすでにドラマ版で感じてるわけで、映画ならではの良いポイントかと言われるとちょっと怪しい。ドラマ版含む今シリーズのスタッフよくやってるよ。主人公岸辺露伴演じる高橋一生にしても十二分にキャラが成り立ってて彼以外がやるとちょっと逆に違和感感じちゃうんだろうなー。という気もしなくもないけど(実写版のジョジョってでてきてたっけ?)、それも映画がどう。じゃなくってシリーズが。なんだよなー。

てなわけで、楽しく見れたんでこんな評価です。はい。

さて、見てないドラマ版も見ましょうかね。