なるほど、三木聡か。改めて思い返すとわからなくはないんだけど、んー。正直「見てみたぞタコ！何が言いたいのか全然わかんねぇんだよ！！」という残念な感じ？

登場人物にしてもやってることにしても監督らしさは出てるし、主演の二人も他のメンツも何ら悪い感じはない。歌だってデスメタルの方はピンとこないけど、映画の後の特典映像で流れてた「声が出ないシンガーソングライター」の曲（ちゃんと声出てて聞こえるやつ）も悪くはないし、取り立ててマイナス点を上げるとこもないんだけど、んー。意識して見てないとどうしても「何が面白いねん」となっちゃうような映画かなー。

あえて言うならこれは映画だからなのかもしれないけど、微妙なツボをくすぐって来る感じは監督らしさ出てるんですけど、どうもそれ以上に過剰に見せてる小ネタがくどすぎて、あと、それに引きづられちゃってしんどい。みたいなね。

ま、改めて言いますが改めて思い返すと、んー。そこまでひどくはないのかもなー。やってることはいつもどおりだし、そこまで「いやー、面白かったー。」というのを期待してるわけでもないし、吉岡里帆もかわいいし、阿部サダヲもなんか阿部サダヲだし（なんでかジャック・ブラック思い出した）ね。

改めて「思い返す」をこうりょしたら「イマイチ」くらいに収まってるんやろうけどね。