ベンベンは最高だ。

「アルゴ」とか監督としては評価高くなってるものの、役者としてはあんまし評価されてない彼ですけど、僕は好きなんですよ。それこそマット・デイモンとロビン・ウィリアムズの陰にかくれてる「グッド・ウィル・ハンティング」の時なんかからね。

もともとはベンベン出てることも一因でしたが、スポ根ネタってこともあって見始めたんですが、いやはや、ベンベンのアル中再生物語のほうがメインディッシュでしたか。
まぁ、実際にはあんなもんじゃないかも知んないけど、彼自身もそうだった（今も？）こともあって実にリアルで、人間の弱いとことか見せられて見事でしたぜ。

また、メインじゃないとはいえ、僕の大好物のスポ根ネタに関しても、確かにちょいあっさりはしてて試合シーンとかトレーニングシーンなんかは控えめなんだけど、子供らの成長が見て取れる良い出来でしたね。プレーオフ決める試合の盛り上がることよ。
また、‹netabare›ラストの、本人はいないけどその精神は確実に植え付けられてるのを、あえて試合映像じゃなく、ラジオ音声として厚生施設で一人バスケするベンベンに重ねてくるとこなんかも、ベタなのかむしれないけどいい終え方だったなぁ。と。‹/netabare›

この監督。かつて「オススメ」評価した「ミラクル」っていうホッケーの作品も撮ってたみたいですし、多分かっちょいいベンベン見るのに最適な「ザ・コンサルタント」（まだ見てないけど）の監督でもあるし、僕と相性いいかもなー。

というわけで、とにかくベンベン堪能できる良策でした。満足満足。