劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-

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監督:西浦正記
出演:山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介
時間:127分
公開:2018年
キャッチコピー:
救いたいという思いが、
終わることはない。
ジャンル:
ドラマテレビドラマ映画化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2019年09月04日 | 見た回数: 1回

そんなにドラマは見る方じゃないんですけど、医療モノと池井戸潤ビジネスモノ、法廷モノなど、たまに見始めてはそのままフルで見ちゃう事もあって、今作のドラマ版も最初こそ、「おぉ、ミスチル(主題歌)」くらいのノリで見始めたところそのまま3シーズンフルで視聴。スペシャル版も見た上で、いざ、映画版ということです。

なんというかラストを映画にされると、流石に映画館は敷居が高くて(特に最近はね)見てた当時の熱をそのままに見ることができないのと、結局見なきゃ終わらないというストレス。

特に天下統一後〜本能寺の変をどーんと映画化してくれちゃった「信長協奏曲」の時とかは「マジか!」と思ったんですが、この映画に関しては「この事件の結末は映画で!」というような、見なきゃ終わらないパターンではなく、あれから数年後、彼らにこんな事が起こったよ。というような作りなので、別に見なくても完結はしてるし、見たら見たで楽しめるってのは良いですな。

という長い前説は正直どうでもいいはずなので、本筋に戻りましょう。

正直これならスペシャルドラマで十分ではあるんだけど、それでも・・・。

いやー、みんな立派に育ったねー。という、「渡る世間〜」とか「北の国から」とか(どっちも見てない)の、昔からずっと成長を見守ってきた感?あと、あの雰囲気が蘇ってきてそれはそれで満足。

ただ、何が良かったかと言われると・・・
「いや、新作みれた。」
ってこと。

あれからこーなったのかー。という、見てた人のための映画。見てた人独自の楽しみ方ができたってことくらいで、なんだったらドラマシリーズののラスト数週のほうがスケールも緊張感もあった気もする。
色々詰め込み過ぎで、かつそれらがちょっとぶつ切りな感じも否めないなぁ。

ドラマファンの僕からしてそう感じるくらいだし、ドラマ追っかけて見てない人がいきなり劇場版を見たとしても、(まー救急医療ネタもたいていハズレ無しなんで楽しめはすると思うんだけど)最後の盛り上がるべき箇所が救急医療ど真ん中でもなく、同窓会みたいなんで初見だと伝わらないし、せいぜい「まーまー」だね。というところが関の山だろうか?

ということで、思い入れの分だけ下駄を何足かはいてますけど、まー評価としてはこんなもんかな。

追記1:とりあえずこのシリーズの頑張ってるプロの姿見てると、あー、明日も頑張って仕事するべ。という気持ちにはなるんだなー。

追記2:

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

体に突き刺さったパイプをサイド切り開いて逃げるという大手術でかっちょよく盛り上がったんだけど、刺さった方向と逆に大人数で引っ張るほうが楽だったんじゃないだろうか?

それは浅はかな医療を知らない僕だから思うこと??あるいはそうできないなにかがあったけど見逃しただけ??

隠しテキストはここまでです。