まぁ、あのラストの花火のクダリは読めてしまうといえばそれまで何ですが、悪くない。面白かったです。高校生くらいのあーいうお馬鹿なノリは好きですよ。

やれ本筋での下手な恋愛ネタもないし、すっきりと終わって気分も爽快。
駐在さん（佐々木蔵之介）側の対応が予想以上に良くて（もっと業務業務してるんかと思ってた）いい対決ムードを満喫。
トムとジェリーのような。と言ったら言いすぎでしょうかね。あーいう、本気な戦いじゃないじゃない所がまたのどかでよろしい。
※トムとジェリーは結構ドギツイ対決が多いですがね。雰囲気の問題。

もっとあの手この手で戦ってくれたらそれはそれで楽しかったんですが、間延びしちゃうかもしれないかな。長さも感じさせずコンパクトで好印象でした。

楽しめる２時間ドラマでした。

ドラマと映画の違いはなんだろう。
この映画を観てからしばらく考えているけど、わたしにはまだはっきり分からない。
でもこの作品は映画じゃなかった。
設定も可愛らしいし、田舎道でママチャリにまたがる市原隼人くんはとってもバランスの良いシルエットだし、佐々木蔵之介さんはやっぱり凄い役者さんだなーと思うのだけれど、それなりに楽しんだのだけれど、残念ながら映画としては「イマイチ」の一本。