ここから本文です
チョコレートドーナツ Any Day Now
画像表示切り替え監督: | トラヴィス・ファイン |
---|---|
出演: | アラン・カミング、ギャレット・ディアハント、アイザック・レイヴァ、フランシス・フィッシャー、ジェイミー・アン・オールマン |
時間: | 97分 |
公開: | 2013年 |
ジャンル: ドラマ、実話 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2017年02月22日 | 見た回数: 1回
金 克美 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: | 見た回数: 1回
いやぁ、泣いた。泣いたわー。
邦題と原題があまりに違うので、なんで?とおもっていたけど、映画みて、ああこれか、と。
「家族」って日々の暮らしをわけあって、愛をもって接する人たちの集まりなんだなぁってしみじみとさせてくれた。大事にしようって。
舞台設定が70年代なので、音楽もなつかしくていい。ボビー・コールドウェルの「カム・トゥ・ミー」をじっくり聞いて、そういう感じというか、「こっちにおいで」って感じが染み渡るようだった。
一緒に暮らす人に対する愛情を暖めたいときに、もう一回みたいなぁ。
で、ふと思ったんだけど、このコメント欄にトレーラーを貼り付けるのは違反かな? 違反だったら削除してね。
これ、きむさんが足した時におそらく実話タグをつけているし、ほうぼうで実話として語られているけど、どうやら実話ではないみたい。
その昔、ゲイのカップルが育児放棄されたダウン症の子供を育てた……という部分は、実際らしいのだけど、ラストの部分はどうも違いそうなのです(あまり真面目に追いかけるつもりはないですが)。
「実話じゃないからどうなの?」というのは、もっともなんですが、実話でないとすると、あのラストは、いわばルサンチマン的なラストに思えてしまうんですよ。
それが実話であれば、こういうことが起こり、こういう展開をしたということで、受け止められるんですが、ラストがああいう作りになっているということで、映画を作る人たちは、ある種の恨みを晴らしているように見えます。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
マルコを、旧態依然的な性的偏見を持っている人たちのせいで死なせることで、溜飲を下げているのではないでしょうか。
なんとなく昨年話題になった「感動ポルノ」という言葉が思い出されてしまいました。
隠しテキストはここまでです。
僕は、幸せに暮らしているシーンだけでよかったな、と思いました。
きむさんも肯定的なコメントだし、あまり否定的ななことを書きたくなかったのだけど、どうぞあしからず。