▼メインメニュー
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年05月19日 | 見た回数: 1回
びっくりするくらいダイジェスト版の新約聖書。
マグダラのマリアの話がなかった*1けど、有名なエピソードがぎゅっと詰め込まれて、なんと2時間。これくらい短いといいですね。
とってもおおざっぱにイエスの話が分かるので、子どもと見るのにちょうど良かった。
イエスの人物像はけっこうフレンドリーになっていて、卑近な印象になるようになってる。
水をワインにかえたりもするけど、踊ったり、水切りで遊んだり、大工仕事がうまくいかなくって、不満を言ったりする。
* * *
荒れ野のイエスの話では、悪魔が出てくるのだけど、ここの演出がちょっといただけなかったかな。
いや、イエスの時代から見てきたる未来におこるキリスト教の周縁におこる戦争などの悲劇を見せる、ってのはよいと思うのです。これを意識することって、キリスト教徒にとっても、そうでない人にとっても、世界史をかいま見ることができていいと思う。
それがいやなんじゃなくて、悪魔の格好。なぜかスーツなんですね。それってどうなんだろ。
じつはビデオレンタルで、イエスの話を借りようとして、最初はほかの映画を手にとったのです。で、次に手に取った本作の登場人物にゲイリー・オールドマンが!
どうせピラトだろうとおもったら、やっぱりピラトで、これは浅慮だな*2、と思いましたが、まあ、久しぶりにあえてよかったですよ。
最後に小咄を。
悪魔:ならば、この石をパンに変えてみせよ! イエス:人はパンのみに生きるにあらず。 娘:そら、みそ汁とご飯も食べるからな。
よくある展開だけど、本気でそう思っているあたりが面白いなあ、と。
JavaScriptが無効になっているため、このサイトの一部の機能について使えないものがあります。サイト設計上、JavaScriptが無効になっていても、必要な情報は得られるよう配慮しておりますが、「JavaScriptがオフになっていることで必要な情報が得られない」という場合はサイト管理者までお問い合わせください。
びっくりするくらいダイジェスト版の新約聖書。
マグダラのマリアの話がなかった*1けど、有名なエピソードがぎゅっと詰め込まれて、なんと2時間。これくらい短いといいですね。
とってもおおざっぱにイエスの話が分かるので、子どもと見るのにちょうど良かった。
イエスの人物像はけっこうフレンドリーになっていて、卑近な印象になるようになってる。
水をワインにかえたりもするけど、踊ったり、水切りで遊んだり、大工仕事がうまくいかなくって、不満を言ったりする。
* * *
荒れ野のイエスの話では、悪魔が出てくるのだけど、ここの演出がちょっといただけなかったかな。
いや、イエスの時代から見てきたる未来におこるキリスト教の周縁におこる戦争などの悲劇を見せる、ってのはよいと思うのです。これを意識することって、キリスト教徒にとっても、そうでない人にとっても、世界史をかいま見ることができていいと思う。
それがいやなんじゃなくて、悪魔の格好。なぜかスーツなんですね。それってどうなんだろ。
* * *
じつはビデオレンタルで、イエスの話を借りようとして、最初はほかの映画を手にとったのです。で、次に手に取った本作の登場人物にゲイリー・オールドマンが!
どうせピラトだろうとおもったら、やっぱりピラトで、これは浅慮だな*2、と思いましたが、まあ、久しぶりにあえてよかったですよ。
* * *
最後に小咄を。
よくある展開だけど、本気でそう思っているあたりが面白いなあ、と。