東京フレンズ The Movie

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監督:永山耕三
出演:大塚愛、松本莉緒、真木よう子、小林麻央、瑛太
時間:115分
公開:2006年
キャッチコピー:
一番最初に描いた夢を、私は今も、覚えてる。
ジャンル:
青春ドラマテレビドラマ映画化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2011年12月27日 | 見た回数: 1回

地方から上京してきて東京で仲良くなって夢を追っかける4人の女の子たち。という話らしい。ドラマ版がどうだったのかは知らないんですが、所々はいる回想シーンをつなげればその辺の話はなんやかんやで予想がつきます。

映画じゃ基本大塚さん(「さくらんぼ」とか唄ってる歌手)がメイン。

何でも「お前さんの声は素敵じゃのぅ」とおだてられ、バンドのボーカルをやることになった大塚さん。なんやかんやで(多分ドラマじゃ紆余曲折あったんでしょう)それなりに認知度も上がり、デビューも出来そうだぜ。でもそのおだてた本人。瑛太くんがバンドをやめちゃって、それでも夢やし続けるねん。でも、瑛太くん好きやしウジウジ・・・という感じスタートな映画。

それぞれに夢を見つけて改めて歩き出す様ってことで、それはそれでいいんですが、出来れば残りの3人に関してはドラマで解決しておいてもらって、最後の大塚さんがどうなるか。映画で結果が出るよ。という風にしてくれた方が良かったんじゃなかろうか?4人分の話がどうもバラバラとしちゃってる気がしました。

あ、でももちろんいいとこもありますよ。圧倒的に良いのは、さすがに歌手だけあってちゃんと唄える事。ライブシーンも本業なんでどんとこいです。

この辺「BECK」とはえらい違いです。歌の好み・歌のうまさはさておき、ちゃんと歌えてるのはやっぱり本業だからこそ。ただ、まさかラストに3曲分もフルで唄ってくれるとは思いませんでしたがね。

けちょんけちょんにけなすほどのもんじゃないんですが、印象も内容も薄いと言うか記憶には残らない作品。「イマイチ」で。

以下、見所ですが面白かった所をダイジェストで。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

デビューライブの直前に、「彼氏に会いたいよう」とニューヨークに行く大塚さん。結構広いと思うのですが、あっさり瑛太君を発見。しかし本人曰く。「ワタシ記憶失ってマンネン」というボケをかまされる。

がその辺は大阪出身の大塚さん。

ツッコまないという荒技でそのままつきまとうと「記憶モドタネ」とすぐに復縁。ひとしきり怒った後ににべったりと仲良しに。む?軽いな。

瑛太くん。夢をあきらめてたんですが、なんか二人でやってこうよ。見たいな雰囲気に。おい、バンドいいのか?

でも情緒不安定な瑛太くん。周りに影響され「俺、あかんやん」と再びふさぎ込む。八つ当たりして大塚さんともめてけんか別れ。

が、大塚さん。帰国前に律儀に手紙を送ってあげる。

読んだ瑛太くん空港に走る!走る!走る。

発見!

瑛太くんにこやかに「I LOVE YOU」。

???(あんなにキレてたのに??)

大塚さん笑顔で「日本語で言って!」

???あんなにキレてたのに??

瑛太くんにこやかに「愛してるよ」

???(照れ笑い:僕)

大塚さん笑顔満開で答え、日本に帰国。歩きながら颯爽と去ってゆく途中、片腕をあげる。手はもちろん「I'LL BE BACK!"」

かっちょいー。

帰ってくるといきなりみんな許してくれてライブ開始。大成功。その辺はどうでもいいようだ。なんしか大塚愛ちゃんの歌さえながせればね。

瑛太くんは何やらNYで音楽活動を再開。何となくうまく言ってるみたいだし。他の女の子3人も成功の足がかり。うらやましい奴らだな。とおじさんは思っちゃうのだ。

隠しテキストはここまでです。