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ザ・ウォーカー THE BOOK OF ELI
画像表示切り替え監督: | アルバート&アレン・ヒューズ |
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出演: | ゲイリー・オールドマン、デンゼル・ワシントン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン、ジェニファー・ビールス |
時間: | 118分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: 運べ、西へ。 世界に残る たった一冊の本を──。 | |
ジャンル: SF、アクション、サスペンス |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2018年12月11日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年12月25日 | 見た回数: 1回
誕生日視聴。
のぐちが「柴田くん、げーりーおーるどまん好きでしょう」と借りてくれたのですが、みる前からまあたぶんつまんないだろうなあと思ってた通りの作品。
「荒廃してしまった近未来。一冊の本を運ぶ男の話」と聞いてたので、だいたいどんな話だろうと想像がついちゃって、奥さんとだらだら話しながらみてたら、ほぼ思った通りの話だったこともあって、これもマイナス加点。
それ以外にも、XXにすると書籍って分厚くなるじゃないですか。あんなもんに収まるんでしょうか(それに、解読だって多分そんなに時間がかかるもんじゃないから、ラストのゲーリー・オールドマンの落胆はちょっと説得力が弱い)。
また、30年もあるかなくても、端から端くらいいけそうだと思うのですが、このあたりもどうなんでしょう。
この手の話に女の子が出てくると興ざめ、というかお話がいきなりありきたりになるもんですが、本作でも、女の子はけっこうゲンナリ要素。彼女のラストのエピソードに至っては失笑しそう。
ゲイリー・オールドマンに会えてちょっとうれしかったのと、デンゼル・ワシントンの無敵具合もかっこよかったので、それが楽しかったらそれでもいいかしら。
それにしてもストーリーに関しては、ブラッドベリってえらいなあ、と。
なんでだろう?この手のSFっぽかったりする近未来の世界にデンゼル・ワシントンがなんか似合わない。どーんと現代のリアルな世界の映画ばっかり見てるからだろうか??
世紀末後の世界ってネタは悪くないんだけど、前述の違和感はある。
彼の無敵すぎるアクションシーンはカチョいいのです。簡単に人を殺してしまう(まぁ、そーいう世界かもですが)思いっきりの良さも悪くはないし、バーにいた雑魚を一人で制圧しちゃうとか。
でもどうしてもそこが主題じゃないせいか物語が進むに連れてそういったお馬鹿な無敵アクションは影を潜め、ただただふつーに銃を使った戦いで終わってしまう。こっちとしてはセガールばりに無敵な感じを出してほしいんだけどなー。
あと、話自体も端折られているせいかいまいちよくわからないまま終わってしまいなんか消化不良。舞台的には「マッドマックス2」以降と似てると思うんだけど、それだったらマッドマックス見たほうが楽しいかな。
単純にデンゼル無双が見たかっただけなのでちと厳し目ですが、まー妥当な評価じゃないかなぁ。
追記:アイポットが長持ちなのはわかりました。充電したにしてもバッテリ30年近く持つんや。いろいろとがたが来そうだけどねぇ。そんだけ使い込んでたら。