ミッシング〜消された記憶〜 The Girl in the Park

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監督:デヴィッド・オーバーン
出演:シガーニー・ウィーバー、ケイト・ボスワース
時間:116分
公開:2007年
ジャンル:
サスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年07月01日 | 見た回数: 1回

記憶というのは消された運命にあるのでしょうがないんでしょうが、副題がなんだか「ペイチェック 消された記憶」と全く同じ今作。割とメジャーな役者さんでてるのに、日本未公開作品だったんですねー。

ちょっと目を離した隙に3歳になる娘がいつも行ってる公園で行方不明に!怖いじゃないですか。ふと目を離した隙に娘がいなくなるだなんて。ひえー。
ってなことになると、そりゃもう、サスペンスものと思っちゃう訳ですよ。ましてや主役はシガニー・ウィーバー。マッチョに最後は戦ってくれるだろうという予想もしながらの視聴でしたが・・・。

こちらの勝手な思い込み(でもジャケットとかそれっぽいやんか)が悪かったんでしょうね。ふたを開けてみると、傷を負ったシガニー・ウィーバーと、未来のない若者の支え合いのドラマ。怖いのは娘がいなくなるという点ではなくて(ま、それも怖いけど)、娘じゃない赤の他人を娘として自分色に染めて行くシガニー・ウィーバーの静かな行動の方ですかね。

そんなに悪くなかったです。押しつぶされそうになっている心が自由奔放な彼女に接しているうちに解放されて行く様や、また、もしかすると本当に娘なんじゃ・・・というような展開なども悪くない。静かなエンディングも上品にまとめてたように思います。

ということで評価としては「まあまあ」ってとこですかね。サスペンスとして”みなければ”普通にいい作品でした。