ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

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監督:佐藤祐市
出演:小池徹平、マイコ、田中圭、品川祐、池田鉄洋
時間:104分
公開:2009年
キャッチコピー:
みんながいるから、
頑張れる…のか!?

崖っぷちの今に最高の元気を贈る、実話から生まれたワーキング・エンタテインメント
ジャンル:
ドラマ

コメント一覧

でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年04月24日 | 見た回数: 1回

まるで期待していない、というより面白くない映画を見るつもりで臨んだので、いや臨んだにもかかわらず、まるで期待の枠を出ない映画でした。
2ちゃんの書き込みを元にした原作らしいけど、たぶん映画にするには地味な話だったんだろうな、もしくはながい話を無理やりまとめたか。結果、一見キャラが濃いようで現実味の薄い登場人物、思い切りのないコメディー要素、盛り上がらないのに泣かせようとしたり、何しろどうも彼が限界ぽくなかったり。

ちなみにでべは「ブラック会社」てのを知らなかったのですが、劇中で挙げられる条件は以下。

・就業規則があるにもかかわらず、残業が当たり前。
・何日も徹夜が続くことがある。
・社内に情緒不安定な社員がいる。
・必要経費が一切認められない。
・同僚のスキルが異常なほど低い。
・従業員の出入りが激しい。

結局彼は「限界突破」しちゃうのだけど、なんだか7割くらい当てはまる会社に勤めた経験のあるでべとしては、この「限界突破」が一番キケンな対処法のような気が…。うっかり残業して徹夜して自腹切って、情緒不安定な社員ともスキルが低い同僚とも限界ぎりぎりの緊張感をいっしょに味わったりして、出入りの激しい従業員を何人も見てしまうほどその会社に長くいたら、そこはすでにブラック会社ではなくなってしまうわけで。
かくいう私もへろへろになりながら「これはやりがいがあるんだ」って思ってやってましたしねえ。

しっかし恥ずかしいキャッチコピーですな。

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