ラッキーナンバー7 Lucky Number Slevin

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監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー
時間:111分
公開:2007年
キャッチコピー:
すべては「幸運のナンバー7(セブン)」から始まる
ジャンル:
犯罪

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2021年01月27日 | 見た回数: 2回

みなさん、なぜだか「ユージュアル・サスペクツ」との割合比較みたいなことをなさっているので、ぼくもやると、……そうですね。まあ、7割ってとこでしょか。

どんでん返しを見て欲しいのはわかるものの、まあ、たしかにでべちゃんがいうとおり、展開が不自然なので、あんまり驚く感じじゃないんですよね。

でも、もおね、知ってる役者がずっと画面に出てるってのが、ストレスがなくて良かったんですよ。

とくにさいきん子供と映画を見ると、吹き替えになっちゃって、ブルース・ウィリスも日本語をしゃべるのが当たり前になっちゃったんですわい。だから、彼の声を久しぶりに聞けただけでも、結構楽しくて。

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年06月11日 | 見た回数: 2回

↑「7」からは何も始まりませんよ、気をつけて!

***

「おもしろい」けど「まあ」をつけたくなる、すこしもやっとした映画。
「まあ、おもしろい…。うん」

お話も悪くないし、どんでん返しも唸るほどではないがナルホド、と。「ユージュアル・サスペクツ」よりもむしろ「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」に近い印象かな。4掛けくらい?中盤のたる〜さが敗因でしょうか。二回目の視聴にも関わらず睡魔が…。

タイトルロールが終わった直後の電話のカットは恐ろしくて好き。最初肝心だねー。
まわりでパタパタしている女の子(ルーシー・リュー)は好印象かな。全体的に抑揚のない展開の中で、彼女がコロンボの例を出して電話の先を突き止めるあたりは、ポンポン言葉が飛び出してわくわく。彼女はただの隣人なのかそれとも事件と関わりのある人物?などと憶測を巡らせるのは楽しいのだけど。

以下ネタバレ

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

・ニックが誰なのか全く追求しない
スレヴンが訪れたニックの部屋からは住人ニックが消え、鍵は開きっぱなし。にもかかわらずスレヴンはほとんどニックの失踪に執着しない。ニックがいないことが最大の「謎」のはずなのに、何でもないことのようで、見てるこっちも「何かおかしなことが起こっているぞ」という気分になれない。

・ジョシュ・ハートネット平静さが妙
ニックに間違われてあっちこっちのギャングから呼び出しがかかり、借金のかたに人殺しを命じられたりするわけですが。
「一体ニックは何やってたんだ」とか「なんで俺がニックの身代わりに!」とかなんとかありそうなものを、「ニックでないけどまあいいや、やるよ」てなもんでさらっと引き受けちゃう。殺しですよ?その動じなさは一体なんなんだ。

・絡み合わない謎
たたみかけるような「?」の連鎖はなく、前半の状況説明が終わってしまうとスピード感が一気に失せて、殺しを引き受けた後のスレヴンが何をしてたのか、中盤の話を思い出せない。女の子とディナーしたりいちゃいちゃしてたな、というくらい。

隠しテキストはここまでです。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年04月14日 | 見た回数: 2回

ネタに関わるタイトルを変えちゃうのはどうかとは思いますが、こっちの方がわかりやすいからかな?

初回はかなり睡魔に襲われながらの視聴だった事もあり、所々で物語を見失ってなんだか良くわからなくなったのですが、今回はなかなか楽しめましたね。もともとこの手の映画は割と好きなので楽しめる要素は十分似合ったんですね。
前半はコメディタッチで、後半はシリアスな「実は計算された・・・」という謎解き展開。「ユージュアル・サスペクツ」の謎解きの楽しみを6掛けして、コメディ部分を3くらい足した作品かなぁ。