ロシア版の「アポロ13」みたいなもんかなー。実話ベースらしいけどね。主人公の凄腕パイロットはちょっとかっちょいいアウトロー感。あと、大きくアポロ13と違うのは、地上スタッフが結構無能で主人公らの独断行動が結構正解で問題解決しちゃうこと。邪魔されながらもスタッフたちとともに困難を乗り越えて・・・というよりは宇宙飛行士たちの頑張りによって・・・というとこだけで進んじゃうのはちょっとなー。
いや、政府高官たちの行動を抑制して彼らに行動させたってのは頑張ってたと言えなくもないんだけどね。

冷戦下なのでアメリカの動向も気になりつつ、上層部からは情報漏れるなら破壊だ。みたいなスパッと気持ちの良い対応策を出されるんですけど、スタッフたちはとりあえず行ってるパイロットたちをどうにか助けにゃなー。みたいな。

結構ドキドキはしたし、面白くはあったんだけど、アポロ13と比べるとやっぱしちょっと落ちるかなー。ま、下手な宇宙人が出てくるでもないし悪くはなかったぞ。

追記：別の飛行士がシミュレーターで失敗しまくってもう無理。となってから主人公登場だったんですが、シミュレータでのテストせずにいきなり本番で宇宙行ってたんで、どれくらいすごいのかがちょっとピンとこなかったなー。見逃しただけかもしれないけど天才の彼だからこそできた。というとこがもうちょっとあっても良かったかもねー。