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ザ・バンク 落ちた巨像 THE INTERNATIONAL
画像表示切り替え監督: | トム・ティクヴァ |
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出演: | クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン、ウルリク・トムセン |
時間: | 117分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: 真実さえ、 取引されるのか。 | |
ジャンル: アクション、サスペンス |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2021年09月24日 | 見た回数: 1回
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巨大銀行の不正を暴く経済ネタと思ってたんですが、意外に殺人とか武器密輸とかその手の犯罪ネタだったので、最初こそちょっとうまく話に入れなかったんですが、見てるうちに・・・いける口ではないか!
冒頭こそ、ちょっと地味かなー。どうしてもインターポールの立ち位置もあって、逮捕できない(のに?銭形のとっつぁんは大いに「逮捕だー」って言ってんな。)。調査のみ。あとはおまかせコースという、なんとも下請け業者のようで、いいとこまではいけるけど、相手は自由にこっちに介入して来て主要人物をさらっと殺してたりするのにもかかわらず対抗策がないと言うね。
んなわけで、もうちょっと派手だったらなー。とは思いつつも、この状況からどう逆転するのかな?という期待感と、純粋に犯罪暴露ドラマとして意識を変換してみてたんですが・・・、後半の美術館あたりからバンバン撃ちまくり、ラストもきっちり制裁完了。お?豪快に反撃していったねー。派手でよろしい。たしかに美術館のシーンはかなりの弾数を消費するくらいの激しい戦いでしたが、かと言って大味なわけではなく、きっちりオトナなまとめ方で満足でした。
ただ、僕は好きなんですけどやっぱりちょっとシリアス路線に走りすぎてて他の人の評価はどうなのかねーと、思わなくもないけどね。
ま、前半は「ペンタゴン・ペーパーズ / 最高機密文書」後半は「アトミック・ブロンド」くらいの空気感?総じて満足。