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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年11月21日 | 見た回数: 1回
こころなしか「のぼうの城」を思い出させるのは野村萬斎の野村萬斎たるゆえんかねぇ。池坊の華道のおえらいさんとして、冒頭こそ、ん?なんだこの京都弁。と思ったりもしたんですが、すぐに慣れちゃった。
場の空気とか所作とかの美しさが感じられるなぁ。まぁ、野村さんも本家の人なんでそのあたりのキッチリさ加減は抜かりない。この辺、小中学生の頃(高校も大学も社会人も最初のころも)の僕なら全然ピンとこなかったんじゃないかと思うんですけどね。 また、華道の良し悪しはわからないんですけど、それでも劇場大画面でそれぞれの作品を見ると「おぉーすごい~なんかわからんけど」と思えたんじゃないかなぁ。
さてさて、本作ですがやっぱりあれを思い出しちゃうなー。「へうげもの」。時代ドンピシャで利休も出てくるし世界観もわかる。正直、健忘症が事実なのかどうかは知らないんだけど、千利休とのやり取りとか良かった。方や佐藤浩市だし、対するは野村萬斎。その後の利休と秀吉(市川猿之助さん)との対比も面白かった。
話自体はちょっとざっくりしすぎてて、多分原作本読んだほうが面白いんだろうなぁ。とは思います。状況説明のナレーションも多いしセット自体もそれほど多くなく使いまわしてる(まぁ、当時の人の行動範囲ってそんなもんかもやけど)し、それだったらもっと秀吉・利休と彼の交流とかをもうちょい丁寧にやっても良かったんじゃないかなぁ。とかも思う。これはまぁ、佐藤浩市と野村萬斎をもっと見たいだけなのかもしれんけどね。
ということで、話としてはふつー。最後の大勝負のとこは良かったけど、その後のラストのオチも、「むむー。これってどうかね?」と思うところもある。んだけど、野村萬斎好きなんで彼がいっぱい見れただけでも満足満足。
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こころなしか「のぼうの城」を思い出させるのは野村萬斎の野村萬斎たるゆえんかねぇ。池坊の華道のおえらいさんとして、冒頭こそ、ん?なんだこの京都弁。と思ったりもしたんですが、すぐに慣れちゃった。
場の空気とか所作とかの美しさが感じられるなぁ。まぁ、野村さんも本家の人なんでそのあたりのキッチリさ加減は抜かりない。この辺、小中学生の頃(高校も大学も社会人も最初のころも)の僕なら全然ピンとこなかったんじゃないかと思うんですけどね。
また、華道の良し悪しはわからないんですけど、それでも劇場大画面でそれぞれの作品を見ると「おぉーすごい~なんかわからんけど」と思えたんじゃないかなぁ。
さてさて、本作ですがやっぱりあれを思い出しちゃうなー。「へうげもの」。時代ドンピシャで利休も出てくるし世界観もわかる。正直、健忘症が事実なのかどうかは知らないんだけど、千利休とのやり取りとか良かった。方や佐藤浩市だし、対するは野村萬斎。その後の利休と秀吉(市川猿之助さん)との対比も面白かった。
話自体はちょっとざっくりしすぎてて、多分原作本読んだほうが面白いんだろうなぁ。とは思います。状況説明のナレーションも多いしセット自体もそれほど多くなく使いまわしてる(まぁ、当時の人の行動範囲ってそんなもんかもやけど)し、それだったらもっと秀吉・利休と彼の交流とかをもうちょい丁寧にやっても良かったんじゃないかなぁ。とかも思う。これはまぁ、佐藤浩市と野村萬斎をもっと見たいだけなのかもしれんけどね。
ということで、話としてはふつー。最後の大勝負のとこは良かったけど、その後のラストのオチも、「むむー。これってどうかね?」と思うところもある。んだけど、野村萬斎好きなんで彼がいっぱい見れただけでも満足満足。