覚悟は良いかそこの女子

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監督:井口昇
出演:中川大志、唐田えりか、伊藤健太郎(健太郎)、甲斐翔真、若林時英、小池徹平、荒川良々
時間:95分
公開:2018年
キャッチコピー:
オレって、
カッコ悪い…?
ジャンル:
コメディ恋愛青春マンガ・アニメの実写化胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2019年10月02日 | 見た回数: 1回

この久々なキラキラ映画=少女マンガ原作。

「俺物語」の女の子の一途さにキュンとなるくらいの僕ですから、当然今作のかっちょいいけどヘタレな中川大志くんが、カッコとかモテるからとか全て廃してカッチョ悪く告白したり彼女に対して頑張ってる姿、あと、暴走してる姿

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

隣引っ越してきちゃうとか彼じゃなかったら怖い・・・。彼女の修学旅行代のためにバイトするとか、それ貰われへんやつやろー。とかね。(←良々と相談して借金の額が多いからその分で就学旅行でも行って女磨いてこい。・・・みたいな感じだとまた違うのかもですが・・・。)

隠しテキストはここまでです。

や、そのアプローチに全く響かないヒロインの態度とかそこそこ見られる。

まったくもってのキラキラ美男美女恋愛ストーリーということはなく、とにかく中川大志くんの一途さには男子ながらにときめいちゃう真っ直ぐさがあって、そんなヘタレな彼の成長物語を女子が見たらもーたまらんのではないだろうか。
あと、なんといっても借金取り役の荒川良々が見られて、彼がまたいいやつなんだ。さすが。

と、まーそれほど悪いわけじゃないけど、じゃー「俺物語!!」みたいに全開に絶賛できるかと言われると残念ながらそーは行かない。

まずなんと言うかな。ちょっと現実離れしすぎてる。まー少女漫画だし中川大志くんってことで大抵のことは許されるのかもしれないけど、どうしてもリアリティが感じられないというかなんというか(←何求めてんねん)。

他にも熱で倒れるネタをこの2時間弱の間で2回も挟み込むかね?とか、それはちょっとやりすぎやで。とか、家族の姿がほぼ皆無だなぁ。とか、数少ない友達の何人かも存在感も薄いなー。とか、ちょっと恋愛ネタにしてはベタベタな展開だなー。とか、ヒロインのツンからデレへの移行が現金すぎるなぁとか、色々不満点はあるのだよ。

ということで、まー中川大志くんの成長を微笑ましく見られたのでそこの評価はあるけど「まあまあ」にまで上げ底はできないなー。

※ヒロインの子、なんとなく誰かに似てる気がするけどどーも思い出せない。

リンク

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