オンリー・ゴッド Only God Forgives

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監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング、 クリスティン・スコット・トーマス、 ヴィタヤ・パンスリンガム、 ラター・ポーガーム、 ゴードン・ブラウン、 トム・バーク
時間:90分
公開:2013年
ジャンル:
犯罪

コメント一覧

タナジョー | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年06月17日 | 見た回数: 1回

最近、なかなか作家性(アート的要素など)とエンターテインメント性のバランスが取れてる映画監督がいなくて探していたんですが、
見つけました。
ニコラス・ウィンディング・レフンという映画監督を。
ドライヴの監督です。)
僕としてはクリストファー・ノーラン以来のバランスが取れた映画監督だと思います。

原題は「Only God Forgives」
直訳すると「神よ、許したまえ」ですかね。
正直、この作品90分という短さですが鑑賞していて非常に集中力を要求され疲れます。
というのも
この作品、ワンカット3秒以上&無言のシーンが多いのです。
今、主流の映像(テレビ、映画etc)はほぼワンカット3秒以内のリズムで組み立てられてます。
(参考:「映像の原則」富野 由悠季 著)
オンリー・ゴッドでは意図的にワンカット4秒以上&無言のカットでほぼシーンが組み立てられ、ワンカット3秒内のシーンが非常に少ないです。
それにより、ただならぬ緊張感を出すことに成功してますが人によってはワンカット3秒内のリズムに慣れすぎていて、違和感やクセが強い!と思ってしまう方もいるでしょう。
ワンカット3秒内のリズムに慣れすぎてる方は、この映画も集中して観ることができないと思います。
セリフは全く無駄がないので何秒か目をそらしてるとストーリーについていけなくなります。

なので、この映画の感想で非常に多いのは
・わけわからん!
・映像のクセが強い!
わけわからんのは
ちゃんと観てないからだし、
映像のクセが強い!と感じるのは流行りの映像ばかり見すぎて
ワンカット3秒のリズムに慣れすぎているからだと思います。

以上の理由で、
この作品、鑑賞する時は集中できる気力がある時がオススメです。

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