ベンベンの「アルゴ」はめっちゃ面白かったので、こちらも期待はしてました。いいじゃないか。期待通り。

冒頭の銀行強盗シーンなんて、そりゃ例えば「ダークナイト」の冒頭と比べると迫力とか色々足りないものはあるんでしょうけど、その手際の良さとかはちょっとした感動を覚えたりしちゃう。

こーいう凄腕犯罪チームってあかんことやけどちょっとかっちょいいですよね。

基本人間ドラマ中心だったりするんですが、一方でちょっとこわい世界だなぁ。とも思ったりする。特に牛耳ってる花屋のおじさんとかは、できればお近づきになりたくはないなぁ。という怖さがあるし、ジェレミー・レナーな彼も暴走しそうで怖そうだし・・・。

FBIに追われ疑われつつの最後の仕事も冒頭の銀行強盗シーン以上に緊迫感とスマートさがあり、途中まで完璧。
ただ、そこから一点・・・で、最後の結果があれかー。というところはどことなくスッキリしない感もなくはないんで（ほれ、彼があーなるとか、彼がこーなるとか）、「アルゴ」ほどではないにしても通して満足感たっぷりな2時間でした。