エージェント・ウルトラ American Ultra

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監督:ニマ・ヌリザデ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、トファー・グレイス、コニー・ブリットン、ウォルトン・ゴギンズ
時間:96分
公開:2015年
キャッチコピー:
最強のダメ男が世界を救う!
ジャンル:
アクションコメディ

コメント一覧

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年07月30日 | 見た回数: 1回

もうちょっとしっかり設定や脚本を練ろうよ!と言いたくなる甘さが散見されるんだけど、それでもなんだ、こういう青臭いコメディ映画が好きなんだ、結局。
ジェシー・アイゼンバーグくんは傲慢で変人な天才でなければ、こういう、ヘタレでとっぽい役が多い印象。「ゾンビランド」も好きだけど、今回の彼はとっても切なくて良かった。かれがマイクを演じていなければ、ぐっと評価が下がったかもしれない。自己評価が低くて自信のない田舎町の青年の、「自分なんか何者にもなれないんだ」という押さえ込んだ苦しさや悔しさが痛々しい。

そんな彼の気持ちとは裏腹に後半はどんどんアクションシーンに突入。

ホームセンターでのアクションシーンも、ああ、コレがやりたかったんだな、って感じで好感が持てる。ガールフレンド(トワイライトのヒロインだそうな)も美人さんなんですが、容赦なくボコボコになってて、変にお姫さま扱いしないのも、ヤクの売人やってる友達がいいヤツなのも、プロポーズもタイミングも、好感が持てる。

この映画と前後して丞二がひとりで「サウルの息子」を見ていて、特殊な映画の演出について話をした。だれも思いつかなかった珍しいことをやれば、それが評価されるというのは、分かるけど悩ましい、というはなし。「エージェント・ウルトラ」のようなB級コメディ映画の好きなところは、映画に憧れて、映画になりたがっている、もしくは映画になろうと努力しているようなところ。映画を超えた新しいことなんて高尚すぎる。そういう元気で青臭いのが好きなんだわ、たぶん。