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でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年02月11日 | 見た回数: 1回
ビル・マーレイ演じる大統領と聞いて、予備知識はまったく仕入れずにコメディかな、くらいのつもりでした見ました。が、わりとしんみりした映画だったかな。製作国がイギリスのせいか、白っぽい田舎の風景がいつの時代の、どこの国なのか飲み込むのにしばらく時間がかかってしまいました。舞台は二次大戦直前のアメリカ、ビル・マーレイはルーズヴェルト大統領。ルーズヴェルト大統領がどんな印象を持たれている人なのか、わたしには分からないけど、ほのぼのしたような、でもぴりぴりしたような、不思議な雰囲気の映画でした。
ホワイトハウスを離れて私邸に戻ってくる大統領は、紳士的で思いやりのある人間であるようで、ひどくドライで策略家であるようにも見える。どこまで信じて良いのか、心を許して良いのか分からない。いくつかのエピソードも演出がひそやかすぎて、思惑が読み取りづらいのも、いいのか、悪いのか。
そしてその私邸に招かれるのは、「英国王のスピーチ」のジョージ6世。歴代初めてアメリカを訪れた英国王。そこはなんとなく背景がわかっているから、ものがたりが繋がって幅を増していくのは面白い。「ホットドッグ外交」も実際におこなわれて翌日の新聞の一面を飾ったのだとか。これについては、大統領ご本人がホットドッグが好物でアメリカらしい食事でもてなそうとした、という話もあるようです。 「英国王のスピーチ」でもそうだったけど、ジョージ6世は非常にチャーミングな人物として描かれます。イギリス人はきっとみんな彼のことが好きなんだね。
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ビル・マーレイ演じる大統領と聞いて、予備知識はまったく仕入れずにコメディかな、くらいのつもりでした見ました。が、わりとしんみりした映画だったかな。製作国がイギリスのせいか、白っぽい田舎の風景がいつの時代の、どこの国なのか飲み込むのにしばらく時間がかかってしまいました。舞台は二次大戦直前のアメリカ、ビル・マーレイはルーズヴェルト大統領。ルーズヴェルト大統領がどんな印象を持たれている人なのか、わたしには分からないけど、ほのぼのしたような、でもぴりぴりしたような、不思議な雰囲気の映画でした。
ホワイトハウスを離れて私邸に戻ってくる大統領は、紳士的で思いやりのある人間であるようで、ひどくドライで策略家であるようにも見える。どこまで信じて良いのか、心を許して良いのか分からない。いくつかのエピソードも演出がひそやかすぎて、思惑が読み取りづらいのも、いいのか、悪いのか。
そしてその私邸に招かれるのは、「英国王のスピーチ」のジョージ6世。歴代初めてアメリカを訪れた英国王。そこはなんとなく背景がわかっているから、ものがたりが繋がって幅を増していくのは面白い。「ホットドッグ外交」も実際におこなわれて翌日の新聞の一面を飾ったのだとか。これについては、大統領ご本人がホットドッグが好物でアメリカらしい食事でもてなそうとした、という話もあるようです。
「英国王のスピーチ」でもそうだったけど、ジョージ6世は非常にチャーミングな人物として描かれます。イギリス人はきっとみんな彼のことが好きなんだね。