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ルイスと未来泥棒 Meet the Robinsons
画像表示切り替え監督: | スティーヴン・J・アンダーソン |
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出演: | ダニエル・ハンセン、ウェズリー・シンガーマン、ニコール・サリヴァン、ハーランド・ウィリアムズ、アンジェラ・バセット、スティーヴン・J・アンダーソン |
時間: | 95分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: 本当に発明したかったのは、 《家族》かもしれない──。 | |
ジャンル: ファミリー、アニメ(海外) |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年09月20日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年09月01日 | 見た回数: 1回
「どうせたいしたことはないだろう」とかなり肩の力を抜いてみたのが吉だったかと。けっこう愛せる登場人物たちで、後味もよく見ることができました。
ぼくはドラえもんが好きではないんですが、でも、ドラえもんの中でも未来の描写があるところは、やっぱり子供心にすこしうきうきしながらみていた覚えがあります。そういう藤子不二雄の描く未来のような雰囲気も気持ちよかったです。
ただある種のポジティブ・シンキングと成長志向がないまぜになったキャッチフレーズは少々食傷気味になりましたが。
意外にも面白かったの。
意外とは失礼な、でも残念ながら3DCGアニメーションといえばピクサーだし、最高級を知ってしまったあとでは、庶民の食べものはそりゃあ口には合いません。ピクサー作品でないCGアニメーションに何度となくがっかりさせられた経験を考えれば、期待薄も当然。
というわけで完全にタカをくくっていた割には、最後まで気持ちを降下させることなく楽しめました。
おはなしは単純だけど、子供を馬鹿にしたようなベタベタの子供向けではなく、捻くれたところもあり、ミステリーの要素もあり。物語を先読みして答え合わせを楽しむ、小学校高学年向き、という印象。説教くさい一面も(失敗はいいことだ!とか)個性的でぶっとびなロビンソン一家ならばさほど嫌味じゃない。キャラクターもビビットで特に悪役の「山高帽の男」がこれまでにないほど出来ない子で面白かったり。ディズニーランドに存在する「トゥモローランド」が未来の街では「トゥデイランド」と表記されてたりなかなかシャレも効いてます。
歌も挟まるしテンポも良かったのでさらっとアトラクションのように見終われました。なんかベタ褒めですな。
あら、我らがwikipediaにこんなことが書いてありました。なるへそ。
アメリカでは本来は2006年12月15日公開の予定だったが、ピクサーの買収により製作の実権を握ったジョン・ラセターの指示により公開を延期して全面的に作り直された。