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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2014年10月27日 | 見た回数: 1回
まあまあとかいたものの、イマイチ寄りかな。
でも、ストーリーにはびっくりです。とにかく死んでいく。
地獄の風景を描くためではあるんですが、さほど悪人でもない主人公を取り巻く人たちが、ばったばったと死んでいくんですね。
驚愕のストーリーなので、いちおう隠します。
・主人公の友人が運転する車で人(ヤクザ)をはねて殺しちゃう ・脈絡なく主人公の婚約者が死んでしまう ・ヤクザの妻が復讐で主人公を殺そうとして、逆に橋から落ちてしまう ・主人公の友人と同じ橋でもみ合って、友人も転落死 ・父の妾が階段から落ちて死んでしまう ・婚約者の両親が娘を失った悲しみで汽車に飛び込み自殺 ・父の運営する老人ホームの利用者たち10数名が、腐った魚を食べて死んでしまう ・ヤクザの母が、主人公の父が老人ホームに忍び込み、主人公、婚約者と瓜二つのホーム利用者の娘、父、父の友人もろとも毒酒をあおって死んでしまう。
こんなに人が死ぬ映画、見たことありません。
で、まあ、いちおう上述の方々は悪人ばかりということになっていて、全員地獄行きなんですわ。
婚約者と婚約者と瓜二つの娘? 親より先に死んだ罪ですよ。しかもなんと、婚約者と瓜二つの娘は、主人公の腹違いの妹らしく、その設定、必要なのかと。
まあ、ネタバレ隠しで挙げた方々が八大地獄の責め苦にあうんですが、皮を剥がれたり、のこぎりでバラバラにされたり、針の山で痛かったりという感じなんですが、僕が期待していたのは、もうちょっと解説的な地獄の様子なんですが、あんまりその点では満足できませんでした。
なんか、地獄ツアーとして作ってはあるんですが、地獄ツアーというよりも、雑多な寄せ集めになっていて、イマイチ。
おなじ中川信夫監督作品の「東海道四谷怪談」がよかったので、期待してたんですが、東海道四谷怪談ほど趣味がよくなかったなあ、と。
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まあまあとかいたものの、イマイチ寄りかな。
でも、ストーリーにはびっくりです。とにかく死んでいく。
地獄の風景を描くためではあるんですが、さほど悪人でもない主人公を取り巻く人たちが、ばったばったと死んでいくんですね。
驚愕のストーリーなので、いちおう隠します。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
・主人公の友人が運転する車で人(ヤクザ)をはねて殺しちゃう
・脈絡なく主人公の婚約者が死んでしまう
・ヤクザの妻が復讐で主人公を殺そうとして、逆に橋から落ちてしまう
・主人公の友人と同じ橋でもみ合って、友人も転落死
・父の妾が階段から落ちて死んでしまう
・婚約者の両親が娘を失った悲しみで汽車に飛び込み自殺
・父の運営する老人ホームの利用者たち10数名が、腐った魚を食べて死んでしまう
・ヤクザの母が、主人公の父が老人ホームに忍び込み、主人公、婚約者と瓜二つのホーム利用者の娘、父、父の友人もろとも毒酒をあおって死んでしまう。
こんなに人が死ぬ映画、見たことありません。
で、まあ、いちおう上述の方々は悪人ばかりということになっていて、全員地獄行きなんですわ。
婚約者と婚約者と瓜二つの娘? 親より先に死んだ罪ですよ。しかもなんと、婚約者と瓜二つの娘は、主人公の腹違いの妹らしく、その設定、必要なのかと。
隠しテキストはここまでです。
まあ、ネタバレ隠しで挙げた方々が八大地獄の責め苦にあうんですが、皮を剥がれたり、のこぎりでバラバラにされたり、針の山で痛かったりという感じなんですが、僕が期待していたのは、もうちょっと解説的な地獄の様子なんですが、あんまりその点では満足できませんでした。
なんか、地獄ツアーとして作ってはあるんですが、地獄ツアーというよりも、雑多な寄せ集めになっていて、イマイチ。
おなじ中川信夫監督作品の「東海道四谷怪談」がよかったので、期待してたんですが、東海道四谷怪談ほど趣味がよくなかったなあ、と。