いまやハリウッドスター（「パシフィック・リム」とかね）である芦田愛菜ちゃんをゲストに迎え、劇場版スケールでお届けする今作。んー。劇場版にする必要性は感じない。
正直前述のとおり芦田愛菜ちゃんをヨイショするためだけの映画と言っても過言ではないかもね。なんせ、主題歌を歌っていただけたわけですし、それだったら映画版ヒロインくらいさらっとやらせなさいよ。ってなもんです。

一応娘のお付き合いでどんなキャラでどんな話（まぁ、これはシーズンごと=毎年にちゃうけど）かってのは何となーくわかってて、基本的には一部完結のギャグアニメみたいなもん？キャラはカワイイから女の子には人気で男の子には浸透度は低い。結構毒舌はいちゃうぜ。みたいなやつですわ。

じゃ、映画版だとデデーンとジャンプ展開になるかというと、イヤイヤ、そんなことはなく、やっていることはあくまでTVアニメの延長線上にあるんですな。ネタ切れの時に2週〜3週にわたってこの作品を使ってもいいんじゃないかっていう出来ですが、まぁ～、そんなんで目くじら立てて文句言うのも大人気ない。

子供らは楽しく見てるし、映画版だけのキャラも出てくるけど、ポケモンみたいにそれを目的にして金儲けってのもない。まー、ほのぼのとのんびり平和に見れたんでこれはこれでありかな。

ちなみに、芦田愛菜ちゃんのセリフ回しは芦田愛菜ちゃんにしか聞こえないんで、声優としてどうなのかと言われると、んー。どうなんだろう？「怪盗グルーの月泥棒」とかのほうがもうちょっと気合入ってたんじゃないかな？