何でしょうな？この関西テレビがミラン対ユーベ放送する時みたいな煽り文句は。

ということで、大型時代劇です。なんか酷評がネット上に多く見られますが、そこまでひどいかというと、別段そこまででもないかなー。人と馬がいっぱい動いている絵とかはそれなりに見応えがあったりするし、信玄と謙信が互いの戦略を読み合うクダリとかもそんなに悪くはない。

ただ、ねむたい。

何が眠いかってまず、有名な川中島の戦いまでの下りが正直いらない。ほんのり恋愛ネタとか絡めてみたりもするんですが、何がいいたいんかよーわからへんし、人間上杉謙信が苦悩したり成長したりするはずのとこも、なんだか意味不明な描写と意味不明な展開が多かったり。で、急に変わってみたり。上手いことまとまってないんですね。
それなりに主要なキャラっぽい扱いの女性武者も鉄砲で一撃だったりする上、さらには殆どそれに触れずに終わっちゃいますしね。

あともう一個気になったのが謙信役の彼が馬に乗ってる時にどーも様になっていない。別に花の慶次の影響が強すぎるということでもないとは思うんだけど、スケール感というか人間的な大きさというかが伝わってこないんだなー。

ということで、見るべきポイントもあるけど、んー。ちょっとムダに長くて微妙ですかね。