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ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
画像表示切り替え監督: | 伊達勇登 |
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出演: | 竹内順子、森川智之、篠原恵美、中村千絵、井上和彦 |
時間: | 110分 |
公開: | 2012年 |
キャッチコピー: 原作者岸本斉史が自ら描く劇場版最高傑作!! 仲間と家族、この任務に命をかける | |
ジャンル: アクション、アニメ(日本)、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年09月08日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年08月26日 | 見た回数: 1回
アメリカで大人気の忍者を扱ったマンガの劇場版・・・なのですが何せ下敷きがゼロの状態。「BLEACH 地獄篇」の時もそうでしたが明らかに無謀ですかね。
山本さんに聞いたことのある(松田君だっけかも)「しゃりんがん」もでてこないし、何でナルト君に猫のような髭みたいなんがついてるのか。友達は誰で〜等々さっぱりです。主人公うずまきナルトに対して、なんか渦巻きな顔のキン肉マンに出てきそうな敵もいるみたいだし・・・。
で、さらに輪をかけて意味不明にしてくれるストーリー。
「パラレルワールドで、みんながいつもと違う。」
待て。
いつもを知らない僕はどうしたらいいんだ?
ということで、30%くらいしか楽しめてない気もしますが、それにしてもなんでこんなに人気が出るのかがわからない。アメリカ人が忍者好きだからという点を考慮してもなんだかフツーかなぁ。
お父さんとお母さんがナルトに対して喋りかけてるところは最近なんでも泣ける僕としてはちょっとグッと来たのですが、それでも何も知らんで見たのに撃沈した「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」と比べると落ちる。
ということで、他の作品というよりもそもそものマンガを知らんとなんともコメントしにくい。まぁ、アニメ映画として、別段けなすでもなくふつーだったので、評価も普通でしょうかねー。ただ、気になることもあって、「劇場版で最高傑作」がこんな評価だとしたら他の作品は・・・
唯一の2回めの試聴。前回は全く持ってないよう知らないまま見てたので、何をやってるのか、何を悩んでるのか、まったくもってわかってなかったんですが、いざマンガ読んだ後の今見てみると、そりゃもう、よく出来ているじゃないか。
原作知ってることによるメリット、デメリットは当然あるわけで例えばドラゴンボール劇場版の大半は知っている人にとっちゃゴミのようなものだったり(おっと失礼)するんですが、一方で何も知らないまま見てると、例えば今作を最初に見た時のように、なんかしらんけど話が勝手に盛り上がって勝手に終わったぞ。みたいな置いてきぼり感を食らっちゃうわけですね。
原作マンガありきの映画って難しいなぁ。と思うわけです。
とはいえ、この作品に関してはうん。本編の中に微妙に流し込んでも違和感ないくらいに感じるんですよ。漫画でいうこ野へんだね。で、微妙にリンクさせてる具合も悪くはない。
当然、前回若干持って行かれそうになったシーンなど、ナルトと良心との関係を知った上で見せられたらそりゃもう、ダーーー。ですよ。(と言ってもマンガ読んだ時ほどじゃなかったけどね。パラレルワールドって言い張ってるから?)
ということで、知らない人が見たら前回見た時よりも低いんですが「イマイチ」評価。で、知ってる人が見たら「なかなか」と、結構別れるんだろうなぁ。とか思っちゃいました。