ウィッチマウンテン / 地図から消された山 Race To Witch Mountain

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監督:アンディ・フィックマン
出演:ドウェイン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグ、カーラ・グギーノ、キアラン・ハインズ
時間:98分
公開:2010年
ジャンル:
SFファミリーアドベンチャーリメイク

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年07月26日 | 見た回数: 1回

wikiによるとリメイク作品らしいですが、元ネタしらんなぁ。

ザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンはきらいじゃないんですが、なんというかおこちゃま感満載で作りもイマイチでどーも乗りきれなかったかなぁ。ディズニー映画の真骨頂という感じで、大爆発でも派手に死んだり血が流れたりしないし、子どもと観るには安心感はあるし、宇宙人役の子役二人も微妙に良い感じの地球人らしくない演技がどこか「K-PAX」を思い出させてくれるし、悪くはない。

宇宙人で、能力的には優れてはいるものの、パワーバランスの取り方が上手くて若干危なっかしい子供っぽい要素を持ち合わせてるんで、もう保護者役の主役いらんやん。二人でいっちゃえばいいやん。とならないのも良いですな。

役柄的には文句たらたらながらも頼れる父親役・・・みたいな主人公だって悪くはない。無敵なのはさすが元プロレスラーですし、車の運転はうまい設定。タクシードライバーは「トランスポーター」を思い出させる?でもあちらと比べると両面で(格闘部門とドライビングテクニック)見せ方的に劣ってる。

全体的にUFOネタってことで構えちゃったこちらが悪いかな。スケール感もちょっと落ちるし、ところどころ、あー、なんかセットですなー。というチープさがなんとも残念。「プレデター」的な立ち位置の敵もなんかショボイし、NSAだっけ?政府の高官たちだって全体的に小悪党で、おぉ、巨大な陰謀が・・・みたいな感じが伝わってこないのもちょっとねぇ。

でもさ、話自体はさくさく進んでテンポもよく、後半もいい感じに盛り上がり、ラストなんては「エイリアン」をやってみたりと華麗に盛り上がってハッピーエンド。いいじゃないか。これで。ということで、まーやっぱ悪く言うほどのこともないか。

健康的な親子が観るには安心して進められるごく「ふつー」のよくも悪くもディズニー映画ですかね。