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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年06月11日 | 見た回数: 1回
ヴァル・キルマ太ったなあ。
さておき、「TSUTAYA**だけ**」の煽り文句のそそのかされて、DISCASで借りているのです。
本作、ホラー2、ファンタジー7、コメディ1くらいの作品なんですが、かなり微妙なラインなのです。映画の表現として面白いところは面白いし、筋立てもなかなかいいのです。
* * *
スランプ中の中堅オカルト作家のヴァル・キルマが立ち寄ったとある町は、かのエドガー・アラン・ポーも、たまたま立ち寄ったことのある町。
その町でヴァル・キルマは、ひとつの殺人事件と遭遇します。この殺人事件を糸口に、かつてこの町におこった12人の児童殺害事件と向き合うのだけれど、べつにこの児童殺害事件を解決するとかそういうわけではない。ただ、夢の中でこの殺害事件を再体験する。その水先案内人がエドガー・アラン・ポーなのです。
……ちょっとおもしろそうでしょ?
で、確かに面白いのだけど、落ちのつけ方がですね、ちょっとインディーズっぽすぎるのです。本作はコッポラの実験的作品だったそうですが、いろいろと面白いところがあっただけに、もうちょっと落ちの付け方を考えてくれたら、たいへん好みの作品だったのにと少々悔やまれます。これはこれで好きな人はいるのだろうとは思うけれど。
ちなみに、エドガー・アラン・ポーのWikipediaの項を流し読みしたらこんな記述が。
しかしこの頃、ポーはまだ少女であった従妹のヴァージニアへ求婚し、それを叔母マライアに拒絶されていたことから飲酒の量が増えるなどして心情が荒れており、『メッセンジャー』誌の職を短期間で辞してしまった。しかし度重なるポーの説得にマライアが折れ、1833年9月にボルティモアの郡裁判所から結婚許可を受けた。当時ポーは26歳、ヴァージニアはまだ結婚不可能な13歳1ヶ月であったが、結婚誓約書には21歳と記されていた。
へー。本作の挿話はこのエピソードに依拠したものだったんですね。なるほどん。
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ヴァル・キルマ太ったなあ。
さておき、「TSUTAYA**だけ**」の煽り文句のそそのかされて、DISCASで借りているのです。
本作、ホラー2、ファンタジー7、コメディ1くらいの作品なんですが、かなり微妙なラインなのです。映画の表現として面白いところは面白いし、筋立てもなかなかいいのです。
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スランプ中の中堅オカルト作家のヴァル・キルマが立ち寄ったとある町は、かのエドガー・アラン・ポーも、たまたま立ち寄ったことのある町。
その町でヴァル・キルマは、ひとつの殺人事件と遭遇します。この殺人事件を糸口に、かつてこの町におこった12人の児童殺害事件と向き合うのだけれど、べつにこの児童殺害事件を解決するとかそういうわけではない。ただ、夢の中でこの殺害事件を再体験する。その水先案内人がエドガー・アラン・ポーなのです。
……ちょっとおもしろそうでしょ?
で、確かに面白いのだけど、落ちのつけ方がですね、ちょっとインディーズっぽすぎるのです。本作はコッポラの実験的作品だったそうですが、いろいろと面白いところがあっただけに、もうちょっと落ちの付け方を考えてくれたら、たいへん好みの作品だったのにと少々悔やまれます。これはこれで好きな人はいるのだろうとは思うけれど。
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ちなみに、エドガー・アラン・ポーのWikipediaの項を流し読みしたらこんな記述が。
へー。本作の挿話はこのエピソードに依拠したものだったんですね。なるほどん。