シリアス路線がメインなので、若干個人的な好みからすると外れちゃう作品なんですが、ほぼ全編にわたって楽しめる。障害物競走バトルがあったり、スキー板を使った棒術があったり、相変わらずのどこからジャンプするねん。な、ダイブがあったりね。
また、カウンタックでの切り裂きや巨大ホバークラフトとか、乗り物路線も結構豊富で迫力満点なのです。

多少突っ込みどころもないわけじゃない。例えば、ブロンクスってそこまで世紀末じゃないやろ。「マッドマックス」か。みたいなね。でもまぁ、それは許容量。いいところばっかりが目につくんですがねぇ。

なんで評価がいまいち伸びてないかって？

いかんせん最後の最後がひどい。いや、迫力はあるんですよ。まさかあれでラスボスをやっつけちゃうなんて。みたいなね。

ただ、どうなんですかね。結構大物感ある悪者で、さぞや激しい戦いが繰り広げられるんだろうと期待しちゃってるこちらとしてはこの途中の盛り上がりをさらに超える何かが最後にあるに違いない。と思いきや・・・。

やっぱりがっくり感がありますってば。それがなかったらもっと評価高かったのになぁ。