なんだか「ジュラシック・プラネット 恐竜の惑星」を思い出すジャケットですが、すくなくとも、あんなテイヨサーンな映画ではありませんでした。

さいきん赤丸急上昇中のホールマーク社の仕事かと思ってたのだけど、ちがうのかな。作りは悪くないのだけど、ちょっとこれまでよりパワーダウンした感じ。

意外なのは、けっこうホラーテイストだったことかな。知らずにみると、ゴア描写でびっくりするかも。

お話はオデュッセイアの一部分だけ切り抜いた感じで、オデュッセイア全編をやってるわけではない。なぜかペルセポネが悪者として出てきて、羽のはえた悪魔を従えていろいろやる、という話。

ちょっと面白いのは、オデュッセウスがホメロスを従えているところか。だからイリアスからオデュッセイアに続く流れをかける、という考えなんですね。実際はあり得ない話だけど、まあ、おもしろいかな、と。