ここから本文です
裏切りのサーカス TINKER TAILOR SOLDIER SPY
画像表示切り替え監督: | トーマス・アルフレッドソン |
---|---|
出演: | ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハート、トビ―・ジョーンズ |
時間: | 128分 |
公開: | 2011年 |
キャッチコピー: 一度目、あなたを欺く。 二度目、真実が見える。 | |
ジャンル: サスペンス、スパイ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年03月04日 | 見た回数: 1回
リンク
同じ監督が撮っている映画

見た理由の6割はゲイリー・オールドマンだったのだけど、残り4割は、ジョン・ル・カレが原作だったから。
とはいっても、彼の本を読んだことはない。本屋で僕がよく行く領域──すなわちハヤカワ文庫──周辺には、彼の『寒い国から来たスパイ』がよくおいてあるのだ。で、むかし、きむさんがそれを読んでいたりもしたっけ。
とまあ、そんな動機で見たのだけど、いや、渋いスパイ映画でした。ちょっと眠たいと言ってもいいのかもだけど、気持ちが乗ってくると、味わい深い作りが心地よくなってくる。よい蒸留酒のような感じ。
冷戦期、イギリスの諜報部にいるソビエトの二重スパイを捜す、という話なのだけど、ドンパチもなく、カーチェイスもなく、しかも真実は闇の中に近いのだけど、きちんと風呂敷をたたむように終わる。
よかったですよ。