▼メインメニュー
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年03月04日 | 見た回数: 1回
見た理由の6割はゲイリー・オールドマンだったのだけど、残り4割は、ジョン・ル・カレが原作だったから。
とはいっても、彼の本を読んだことはない。本屋で僕がよく行く領域──すなわちハヤカワ文庫──周辺には、彼の『寒い国から来たスパイ』がよくおいてあるのだ。で、むかし、きむさんがそれを読んでいたりもしたっけ。
とまあ、そんな動機で見たのだけど、いや、渋いスパイ映画でした。ちょっと眠たいと言ってもいいのかもだけど、気持ちが乗ってくると、味わい深い作りが心地よくなってくる。よい蒸留酒のような感じ。
冷戦期、イギリスの諜報部にいるソビエトの二重スパイを捜す、という話なのだけど、ドンパチもなく、カーチェイスもなく、しかも真実は闇の中に近いのだけど、きちんと風呂敷をたたむように終わる。
よかったですよ。
JavaScriptが無効になっているため、このサイトの一部の機能について使えないものがあります。サイト設計上、JavaScriptが無効になっていても、必要な情報は得られるよう配慮しておりますが、「JavaScriptがオフになっていることで必要な情報が得られない」という場合はサイト管理者までお問い合わせください。
見た理由の6割はゲイリー・オールドマンだったのだけど、残り4割は、ジョン・ル・カレが原作だったから。
とはいっても、彼の本を読んだことはない。本屋で僕がよく行く領域──すなわちハヤカワ文庫──周辺には、彼の『寒い国から来たスパイ』がよくおいてあるのだ。で、むかし、きむさんがそれを読んでいたりもしたっけ。
とまあ、そんな動機で見たのだけど、いや、渋いスパイ映画でした。ちょっと眠たいと言ってもいいのかもだけど、気持ちが乗ってくると、味わい深い作りが心地よくなってくる。よい蒸留酒のような感じ。
冷戦期、イギリスの諜報部にいるソビエトの二重スパイを捜す、という話なのだけど、ドンパチもなく、カーチェイスもなく、しかも真実は闇の中に近いのだけど、きちんと風呂敷をたたむように終わる。
よかったですよ。