ゲーム・オブ・ライブズ The Game of Their Lives

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監督:デヴィッド・アンスポー
出演:ジェラルド・バトラー、ウェス・ベントレー、ジェイ・ローダン、パトリック・スチュワート
時間:97分
公開:2004年
ジャンル:
スポーツドラマ実話

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年12月06日 | 見た回数: 1回

さすがにこの時代のサッカー選手なんて、特にアメリカ代表なんて知らないんですが、イングランド代表ならスタンレー・マシューズあたりの名前はしってるわけで、おぉ。とか思っちゃう。
ちなみに、マシューズは映画に出てこないし、サッカーシーンもないときたもんだ。

いや、北朝鮮がイタリアを破ったりこの映画みたいにイングランドがアマチュアのアメリカ代表に負けちゃったりするからサッカーは面白いんですが、この映画のサッカーシーン(試合のシーンのことね)に関してはちょっと一言。

と、いうのも、当時のサッカーを知らないのでどんな感じだったのかはわからないんですが、あまりにプレーヤーのシーンにフォーカスが当たった、まるで一時期の民法サッカー中継のようなスター選手とかばっか映しすぎて全体像が見えない状況に陥ってるわけです。ん?んなもんピンとくる人は少数派だって?そりゃまぁ、そうなんですが、やっぱりねー。

あと、かつて絶賛した「ミラクル」と比べると、勝利への過程がちょっとおざなりで、努力してる感じ、スポコン風味がちょっと薄かった。なんで勝てたのか。とか、勝つために何をしてきたのか。とか、その辺の描写が殆ど無くて、しょっちゅう町に繰り出して飲んで騒いでる。でも、勝っちゃうってのがチョビっと物足りなかったかな?

それでも、ラストのイングランド戦は手に汗握る感じで楽しかった。
うっかり先制して、後半を迎えるにあたってのハーフタイムでの戦術=「スタミナ」だ。とか言われて、???となったりもしましたが、それこそ80分くらい防戦一方で体はって守ってるわけで、見てる方もかなり緊張する。
試合終了の開放感も味わえるし、感動の実話映画作品としてのポイントは抑えてるのかもしれません?けどね。

実話ベースのサッカー感動作・・・なので、基本的に「おすすめ」にるだろうってなもんですが、前述のとおり、若干マイナスポイントが目についてしまって評価を落とし、最後の試合でぐぐっと盛り返した・・・ってとこでしょうか。
甘めですが最後の印象はやっぱり良かったんで「なかなか」で。

追記:鬼塚さん向け
勝利への脱出」のシルベスタ・スタローンより遙かにまともにジェラルド・バトラーがゴールを守ってますよ。