グレート・ディベーター 栄光の教室 The Great Devaters

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監督:デンゼル・ワシントン
出演:デンゼル・ワシントン、フォレスト・ウィテカー、デンゼル・ウィテカー、ネイト・パーカー、ジョン・ハード
時間:128分
公開:2007年
ジャンル:
ドラマ実話

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年08月16日 | 見た回数: 1回

やってることこそ、ディベート(最近は割とメジャーになったかな?まだ馴染み薄い気もするけど)ですが、純粋なスポコンもの。それに人種差別問題を絡めたというところでしょうかね?
ほんとにアメリカってのは学生時代からあんなにトークバトルしてやり込めることとかやってるのか。と思うと、うーんかなわんなー。と。

フリーダム・ライターズ」と若干かぶるんですが、あの作品ほどの盛り上がりや緊張感はないし、ディベートのシーンももうちょっと見たかった。ぞわ~~。という高揚感や競技者たちの成長を見届けられるとかそのへんのスポコンに期待してるものからするとチョット物足りない。
もうちょっとスポコンよりにして、差別問題などに関しては抑え目に見てる人に想像させる・・・くらいのあっさり具合だとより良かったんではないかともおもうんですが、そりゃこっちの都合ですかね。

だってそんな事言いつつも黒人差別のシーン、石投げられたり、エグい状況に遭遇したり、不当逮捕だったり・・・はやはり緊迫感もあるし、記憶にも残ってるんで。

あと・・・そーですなー。ディベートのシーン。理論より感情で勝利してる感があったのがちと疑問ですが、結局のところそーいうもんなんでしょうかね?

ただ、なんだかんだ書いてますがとにかくデンゼルが相変わらずの渋いく、それ以上にフォレスト・ウィテカーが渋い役どころ。スポコンは別においておいてやっぱり彼らの活動に関しては飽きず、なんだかんだで最後まで興味深く見れましたし、ハーバード大に呼ばれてから彼ら学生だけで努力したりぶつかったりというくだりから、最後のディベートのシーンはやっぱり盛り上がりました。

ベタな感動モノとはちと違うんで、そのあたりは趣味の問題で評価も変わるとは思いますが、いい話でした。
個人的には、うーん。ベタでもフリーダム・ライターズのほうが盛り上がったんで、あれよりはひとつ落としておきますか。「まあまあ」で。