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監督:ヤン・アルテュス=ベルトラン
時間:120分
公開:2009年
ジャンル:
ドキュメンタリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2012年04月10日 | 見た回数: 1回

それなりに自然ドキュメンタリーも見てる方(そうでもないかな?いっぱいあるし)だと思ってるんですが、ここまでウへ。っとなったのも久しぶり。気が重たーくなりましたよ。

言っている事は確かに正しい。人間がおかしくしてる。とかね。格差もダメ。環境破壊もダメ。自然を大切に。もっと出来る事があるでしょう。まずは行動を・・・。

わかるんですよ。ハイ。わかるんですが,何とも前編通じてナレーションが重苦しくて、ずーっと、ダメでしょう。ダメでしょう。と説教食らっている気分。内容的には知ってるなー。っという環境問題なので、改めてくどくどと言われるとそりゃ気もめいります。それはもう「オーシャンズ」の後半のダメな部分がずーっと続いてる印象でした。
ふぅ。

絵は確かにすごいです。自然が作り出したもの。人間が作り出したものそれぞれが芸術作品のような。が、基本的に俯瞰が多く、迫力の面からすると若干・・・。それに前述のお説き・・・ナレーションにかぶせられて気が滅入ってる状態で見てしまうと,その素晴らしい絵も単調に感じてしまう。

この辺は個人差もあるでしょうし、全くもって間違ってる事は言っていない。んですが、啓蒙運動の一環としてはどうなんだろうか?そんなに環境問題って知られてないのか?そこまで言わないといけないのかな?

ナレーションは現地(フランス語かな?)で字幕無し。もしくは出来るかどうかはわからないんですがナレーション自体をカットして、絵と音楽に浸る。
それだけでも充分にメッセージは届くんじゃなかろうか?それだけの絵の力はあると思うんですがねぇ。
一時期YOUTUBEで公開してた現地版をただそのまま見てたら良かったかな?
お、まだやってら。
また機会があれば見てみる事にしましょう。

ただ、メッセージとしても作品としても問題があるわけじゃないんですが、個人的にはこの評価。ちょっと厳しめですが「残念」で。
だって、どんより気分にさせられちゃったんだもの。