短い。普段は短い映画はそれだけで良い、と思っている節がありますが、うーんこれは。ジェット・リーがふたり、ということ以外は、かなりあっさりなんの意外性も面白味もなく終わってしまった。派手なアクション映画のわりにまったく食い足りない。
ニコラス・ケイジは画面にふたり出てくるだけで、もうお腹いっぱいなのにねえ。
最後の二人がもっと分かりやすく善と悪の対比だと締まるのに、あんまり描き分けがはっきりしなくて見ている側としてもちょっともにゃもにゃして入り込めず。追放された悪いほうのジェット・リーのラストシーンが一番それらしくて楽しめたかな。ちょっとだけど。

ジェイソン・ステイサムが吠え掛かる犬をいなすところは良かったかな。あとTKがゲイブの結婚指輪を受け取って親指にはめるところも。