美女と野獣 Beauty and the Beast

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監督:ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ
出演:ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、レックス・エバーハート、リチャード・ホワイト
時間:90分
公開:1991年
ジャンル:
恋愛ファミリーアニメ(海外)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年03月25日 | 見た回数: 1回

娘は残念ながら途中であきちゃったらしいです。一緒に見て、一緒に楽しんでたらまた違ったんでしょうが、たまたま一人で見たぶん評価がのびなかったというとこでしょうかねー。

悪くはないんですが、微妙に乗り切れないのは、やたら優雅に歌ってくれたりすることだからかもしれません。このへんはミュージカル恐怖症の名残?もしくはディズニー映画への歪んだ偏見かもしれません。

あと、野獣さんのダイナミックでなめらかな動きも確かに画面いっぱいに大活躍。なのですが、これは見慣れてないだけかもしれませんが、妙になめらかすぎるというかなんというかで、ちと気持ちが悪いなぁ。という印象でした。このへんは他の作品とかいっぱい見てきゃ解消されるのかもしれませんがね。

若干庶民派の愛せるプリンセスなので好感は持てるし、話だって安心設計のディズニー仕様のハッピーエンド。最近大人になったせいかそちらのブレなさも愛せるようになってきてるんで、(昔は、「もっとひねりとか悪意とかダークサイドとかないのか?」などとお馬鹿に思ってた。)それもよし。

ということで、うん。純粋なディズニー・アニメ導入編(3Dじゃないやつ)としては、マイナス点は慣れの問題ですし、楽しく見れたのでよしとしましょうか。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2008年08月07日 | 見た回数: 2回

ついおとついまでディズニーのアニメ映画を毛嫌いしてきたが、なぜだったのかと考えてみた。日本のアニメーションを剽窃するから、原作に忠実でないから。しかし好悪の理由というのは、ほとんど自分の価値観の披瀝以外には、じつは本質的な意味のないレトリックにすぎないのかもしれない。貧民搾取的な労働形態や、ディズニーランドのような巨大消費施設を運営する「企業としてのディズニー」がやっていることについて、反感を覚えたことも多々あるが、この映画は面白かった。
登場人物の性格付けが典型的すぎたり、物語の展開が急だったりするのは確かに指摘できるいまいちな点だとは思うが、大筋のお話は短くきれいにまとめられていて、後味のよいハッピーエンドになっていると思う。また、一回目に見たときにも思ったのだが、絵の動きが非常によい。画面の中を目一杯使って動く野獣の動きを見ていると、日本のアニメーションのセンスのつまらなさを思って少々嫉妬すら覚える(まあ、そんなに日本のアニメーションを見ているわけではないが)。ともかくも娘と見るのであれば、「しずくちゃん」なんかより10倍もマシである。
そうそう、作中、やけにフランスかぶれているなあとおもったら、もとはフランスの話だったんですね。それも知りませんでした。

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