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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年06月14日 | 見た回数: 1回
「本能に逆らう」というのは、ある種の憧れなのかもしれない。抗いがたいものに逆らってこそ、理性の存在を強固に感じられるからだろうか。<食欲>という本能を上回る愛だからこそ、この話は成立するといえる(みてないけど、「あらしのよるに」とかそういう話?)。でないと、恐竜をそこまで擬人化する意味がないんだけど、この擬人化は少々不気味。
というわけで、恐竜好きの母子のいる家庭なので何冊か絵本のシリーズも読んだけど、この作者は泣きたいんだか、泣かせたいんだか、とにかくそういう話が好きなのはよくわかる。映画もその調子。
絵本のシリーズも一貫したストーリでなく、スターシステムに近い一話完結の物語で、映画もその伝統を受け継いでいるといえると思う。絵本のなかに似通った話はあるけど、いちおうオリジナルみたい。
だからお話はさほど好きではないのだけど、意外にも後半のアクションシーンがすごくてびっくり。主人公のティラノサウルスがリー・リンチェイか、ドラゴンボールかというくらいの立ち回りを見せる。というわけで一つ加点。
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「本能に逆らう」というのは、ある種の憧れなのかもしれない。抗いがたいものに逆らってこそ、理性の存在を強固に感じられるからだろうか。<食欲>という本能を上回る愛だからこそ、この話は成立するといえる(みてないけど、「あらしのよるに」とかそういう話?)。でないと、恐竜をそこまで擬人化する意味がないんだけど、この擬人化は少々不気味。
というわけで、恐竜好きの母子のいる家庭なので何冊か絵本のシリーズも読んだけど、この作者は泣きたいんだか、泣かせたいんだか、とにかくそういう話が好きなのはよくわかる。映画もその調子。
絵本のシリーズも一貫したストーリでなく、スターシステムに近い一話完結の物語で、映画もその伝統を受け継いでいるといえると思う。絵本のなかに似通った話はあるけど、いちおうオリジナルみたい。
だからお話はさほど好きではないのだけど、意外にも後半のアクションシーンがすごくてびっくり。主人公のティラノサウルスがリー・リンチェイか、ドラゴンボールかというくらいの立ち回りを見せる。というわけで一つ加点。