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石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年12月10日 | 見た回数: 1回
いわゆる後編です。前作「東のエデン劇場版1 The King of Eden」もそうなんですが、正直映画だけで完結しない作品かなと。アニメ版の基礎知識がないとまず付いてこれない。さらには今作だと前作の一連の流れが把握できてないといっそう意味不明なまま時間が過ぎていくかなと。つまり、今作見るとしたらアニメ版から全て。ざっと400分くらい(30分11話と前作90分)の時間を費やさないことになるのか。そりゃ大変だ。
でも、確かに全部見通すのは大変な作業ではあるんですが、全体的な話としては面白かったです。 ちょっと説明不足だったりと不満な点もなくはないんですが、現実社会の閉塞感をより深めた舞台や世界も、それに対する回答を全くの絵空事ではない方法で答えてみたことなども、この手のちと小難しい理屈込みのネタがわかってないながらも好きな僕としては十分に満足できるモノだったように思います。 多少誇張はあるにせよそのまま現実社会の問題とリンクしているわけですし、なるほどそういう方向に持っていくのもありなのか(現実にゃありえないけど)と思い込ませてくれる点もよかったんじゃないかと。
では、もうちょっと評価としては高いんじゃないの?とか思ったりもするわけですが、映画作品としてみると、やはりちょっと盛り上がりが物足りない。なんというか国家規模の混乱やら非常事態宣言やらそれくらい国がひっくり返ってくれるんじゃないかと期待して多分、若干「でも実際にはコー言うもんでしょ」と大人の回答を見せられたというかなんというか。悪くはないけどちょっと肩透かしくらったかな。
ということで、映画版1,2の総合評価として見ても、アニメ込みの「東のエデン」という作品全体を見ても「まあまあ」というのが妥当なところだとおもいます。うーん。好きな人からはクレームきそうだな。僕自身約2週間ほどかけてじっくり見たわけですし、話自体はたしかに面白かった。ただどっかでちょっと期待を下回ったという印象。最初の期待が高すぎたのか?とも思いますがね。
さて、当初の目論見だったARってなんぞや?について。 世間にある「セカイカメラ」だとか「Layer」とかのAR系と比べると、「東のエデン」の世界は画像に対して。前述の既存AR技術は基本的に場所に対して、と、タグを付ける対象が違うわけですが、それでも利用想定や使い方など、実際に生活に溶け込んでる技術としてのARを見れたってのは、当初の目論見としては達成しているかな。 例えば視覚障害者にたいしてARのタグ情報を音声で伝えられるとしたら、視覚情報に近いものを提供できるんじゃなかろうか・・・とかとか。
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いわゆる後編です。前作「東のエデン劇場版1 The King of Eden」もそうなんですが、正直映画だけで完結しない作品かなと。アニメ版の基礎知識がないとまず付いてこれない。さらには今作だと前作の一連の流れが把握できてないといっそう意味不明なまま時間が過ぎていくかなと。つまり、今作見るとしたらアニメ版から全て。ざっと400分くらい(30分11話と前作90分)の時間を費やさないことになるのか。そりゃ大変だ。
でも、確かに全部見通すのは大変な作業ではあるんですが、全体的な話としては面白かったです。
ちょっと説明不足だったりと不満な点もなくはないんですが、現実社会の閉塞感をより深めた舞台や世界も、それに対する回答を全くの絵空事ではない方法で答えてみたことなども、この手のちと小難しい理屈込みのネタがわかってないながらも好きな僕としては十分に満足できるモノだったように思います。
多少誇張はあるにせよそのまま現実社会の問題とリンクしているわけですし、なるほどそういう方向に持っていくのもありなのか(現実にゃありえないけど)と思い込ませてくれる点もよかったんじゃないかと。
では、もうちょっと評価としては高いんじゃないの?とか思ったりもするわけですが、映画作品としてみると、やはりちょっと盛り上がりが物足りない。なんというか国家規模の混乱やら非常事態宣言やらそれくらい国がひっくり返ってくれるんじゃないかと期待して多分、若干「でも実際にはコー言うもんでしょ」と大人の回答を見せられたというかなんというか。悪くはないけどちょっと肩透かしくらったかな。
ということで、映画版1,2の総合評価として見ても、アニメ込みの「東のエデン」という作品全体を見ても「まあまあ」というのが妥当なところだとおもいます。うーん。好きな人からはクレームきそうだな。僕自身約2週間ほどかけてじっくり見たわけですし、話自体はたしかに面白かった。ただどっかでちょっと期待を下回ったという印象。最初の期待が高すぎたのか?とも思いますがね。
さて、当初の目論見だったARってなんぞや?について。
世間にある「セカイカメラ」だとか「Layer」とかのAR系と比べると、「東のエデン」の世界は画像に対して。前述の既存AR技術は基本的に場所に対して、と、タグを付ける対象が違うわけですが、それでも利用想定や使い方など、実際に生活に溶け込んでる技術としてのARを見れたってのは、当初の目論見としては達成しているかな。
例えば視覚障害者にたいしてARのタグ情報を音声で伝えられるとしたら、視覚情報に近いものを提供できるんじゃなかろうか・・・とかとか。