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でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年06月24日 | 見た回数: 1回
時代工房でなんどか話題にのぼったことのある「逆噴射家族」。気になるもののレンタルしてまで多分見ない。と思っていたら、たまたまテレビ放映があったのを、たまたま丞二が録画してくれて、たまたま丞二が再生ボタンを押して寝てしまったので、うっかりひとりで見た。
ふーん、なかなか面白かった。ブチ切れた展開とぎゅぎゅーんていう音楽と工藤夕貴の悲鳴と、ときどき妙に格好いいじゃぎじゃぎしたカット割りとが絶妙に絡み合ってて、低級で安っぽいけど、収まるべきところにみんな収まってる。 どう褒めたらいいか分からんけど、ふーん、小林よしのり原作なのか。ふーん、石井聰亙監督。なるほどねー。「ELECTRiC DRAGON 80000V」しか見たことないけどもう頷くしかないよねーという気分。「らしい」と言ってしまえばそれ以上のものは何もないんだよなー、どうしよう。でも、なかなか面白かった。 途中までは「このあとどうなるんだろう?実はあの人がこうなるの?」なんて思ってたけど、途中でちゃんとそれらがどーうでも良くなるってのもいい。事前にまったくストーリーを知らずに見たけど、見終わってみれば「逆噴射家族」ってのもまったくもってのタイトル。
公開は1984年、26年前か…。知らない時代だけど典型的な「夢のマイホーム世代」なんだろうな。ニュータウンの白いおうち、団地から引っ越してきた核家族、子供たちの個室、問題はおじいちゃんの同居…。 不安な気持ちにさせるのはあれだけ派手にドンパチしておいて家族以外の「近所の人」の存在がまったくないこと。近所の人だけじゃなく親戚の人も、会社の人も、学校の人も。それが最後まで奇妙な映画でした。
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時代工房でなんどか話題にのぼったことのある「逆噴射家族」。気になるもののレンタルしてまで多分見ない。と思っていたら、たまたまテレビ放映があったのを、たまたま丞二が録画してくれて、たまたま丞二が再生ボタンを押して寝てしまったので、うっかりひとりで見た。
ふーん、なかなか面白かった。ブチ切れた展開とぎゅぎゅーんていう音楽と工藤夕貴の悲鳴と、ときどき妙に格好いいじゃぎじゃぎしたカット割りとが絶妙に絡み合ってて、低級で安っぽいけど、収まるべきところにみんな収まってる。
どう褒めたらいいか分からんけど、ふーん、小林よしのり原作なのか。ふーん、石井聰亙監督。なるほどねー。「ELECTRiC DRAGON 80000V」しか見たことないけどもう頷くしかないよねーという気分。「らしい」と言ってしまえばそれ以上のものは何もないんだよなー、どうしよう。でも、なかなか面白かった。
途中までは「このあとどうなるんだろう?実はあの人がこうなるの?」なんて思ってたけど、途中でちゃんとそれらがどーうでも良くなるってのもいい。事前にまったくストーリーを知らずに見たけど、見終わってみれば「逆噴射家族」ってのもまったくもってのタイトル。
公開は1984年、26年前か…。知らない時代だけど典型的な「夢のマイホーム世代」なんだろうな。ニュータウンの白いおうち、団地から引っ越してきた核家族、子供たちの個室、問題はおじいちゃんの同居…。
不安な気持ちにさせるのはあれだけ派手にドンパチしておいて家族以外の「近所の人」の存在がまったくないこと。近所の人だけじゃなく親戚の人も、会社の人も、学校の人も。それが最後まで奇妙な映画でした。