エイミー・アダムス好きなので視聴。きちんと満喫できます。メリル・ストリープはひたすらでかくてびっくり。

コメディではないのだけど、面白いところはずいぶん面白くて家族一同で大笑いしながらみられました。

実話だそうで、物語の終盤にすこし残念な挿話^*1があるのだけど、おおむねハピーな映画でした。

気になるのは旦那さん陣。ちょっとイライラすることもあるのだけど、ジュリーの旦那さんもジュリアの旦那さんもエラい好人物。気になるのは、はたして彼らはあとかたづけをしたのかどうか、です。

ポーチド・エッグ^*2は、たしかに楽しそうでしたね。やってみたいです。

食べることが関係しているだけで無条件に「好き」の範囲に入ってくるのだけど、この映画ではメリル・ストリープがすごい。メリル・ストリープが演じているジュリア・チャイルドは実在の女性で、2004年くらいに92歳で眠っている間に亡くなるという誰もがうらやむ、死の迎え方をした人らしいんだけど、映画のなかでのメリルが演じている話し方とか声のトーンとかが、ばっちりそのままらしい。なにせ、映画の内容とか知らなかったサムが、映画を見ている途中で帰ってきて「あれ？　ジュリア・チャイルド？」って聞いたくらいやから。

映画をみて、それまで持ってなかった視点を得たり、考え方が広くなったり、感動したり、といろいろあるけど、この映画からは暖かい気持ちが伝わってくる。なんか、特に30代後半くらいからの女の子にはじんわりと応援されてることが伝わってくるんじゃないだろうか。

人間の体は食べ物なしじゃつくれっこないし、その食べ物を一日に何度か摂取する、そのことをこんなに楽しむことができたら、人生それだけでももうけもんじゃないかと、再認識。

フランス料理ってしつこいしあんまり魅力的じゃないけれど、この映画にでてくるのはどれも「おー、食べてみたい」と思わせる。特に一番はポーチ・ド・エッグ。これをみてると、私はいままで美味しいポーチ・ド・エッグを食べたことがないんじゃないかと思えてきた。　うちの家族は卵はしっかり火を通して派なんだけど、今晩あたりポーチ・ド・エッグをつくって食べさせてみっか。